今年は、花見で日本に訪れた外国人が過去最高という話を聞きました。
その効果もあるのか、4月からとても忙しい日々を送っています。
そんな中、桜の花一つではなく、もっと桜の花をと望まれるカナダの人が来店されました。明日帰るとういことで後日EMSで送ることになり、少し時間が出来ました。
桜、満開の声に耳を傾けることなく、ひたすら、接客と印刻の日々。
その桜を彫るに当たり、今は桜満開かも、でも本当の桜ではなく、はんこの中の桜を愛でましょう。
そんな気持ちで彫ったはんこはこちら。
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今年は、花見で日本に訪れた外国人が過去最高という話を聞きました。
その効果もあるのか、4月からとても忙しい日々を送っています。
そんな中、桜の花一つではなく、もっと桜の花をと望まれるカナダの人が来店されました。明日帰るとういことで後日EMSで送ることになり、少し時間が出来ました。
桜、満開の声に耳を傾けることなく、ひたすら、接客と印刻の日々。
その桜を彫るに当たり、今は桜満開かも、でも本当の桜ではなく、はんこの中の桜を愛でましょう。
そんな気持ちで彫ったはんこはこちら。
蓋然性(がいぜんせい)の説明で、風が吹けば桶屋が儲かるについて書かれていました。
風が吹いて桶屋が儲かるまでのストーリーを初めて知りました。
風が吹けば砂埃がまい、それか目に入り盲目の人が増える。
盲目の人が生計を成り立たせるために、三味線を習う人が増える。
すると三味線を作るために猫の皮が必要で、猫が減少する。
猫が減少するとネズミが増える。
増えたネズミが桶を噛んでしまう。
桶がダメになるので、新しい桶を求めて、桶屋が儲かる。
だそうです。
ネズミが桶を囓るのはかなり無理があるのではと思ってしまいます。
食べ物を囓るのでは?
で、桶屋を軽く調べてみると、江戸時代から棺桶も作っていて、今の葬儀屋さんにあたるようです。
と言うことは、ネズミが増えると疫病が流行り、死人がたくさん出て、桶屋が儲かるが本来の流れで、それが意図的に歪めたのではと思ってしまいました。
こんな妄想の展開、自分にもできそうです。
まず、風が吹くとからイジると広がり過ぎるので、風が吹いたら、花粉や黄砂が舞い、花粉症の症状が酷くなる。
花粉症の薬を買う人が増えて、製薬会社が儲かる。
儲かった製薬会社は与党のパーティ券を購入する。
与党は忖度して抜本的な花粉症対策(杉の伐採等)をしない。
すると新たに花粉症になる人が途切れない。
製薬会社は儲かり続ける。
風が吹くと製薬会社が儲かり続けるでは、意外性がなくて、イマイチです。
風が吹いたら、ミッキーマウスが増えるくらいのインパクトが欲しいです(笑)
仲良しのお客様が妄想開始です。
風が吹いたら花の鉢が倒れる。鉢の中にいたミミズなど虫がいなくなってしまう。
虫をエサにしていた鳥がいなくなってしまう。
ピーチクパーチク言っていた鳥がいなくなる。
イイ展開ですが、その人がここから迷走しだしてしまいました。
鳥のピーチクパーチクには方言があって、地域毎に危険生物発見とかが微妙に違うそうですと豆知識を挟み、話を引き取ってしまいます。
鳥がいなくなって、寂しくなった人が鳥のような人と結婚する。
結婚にあたり、新居を購入する。
不動産契約には、はんこが必要で
はんこ屋が儲かる。
やりました。
風が吹いたら、はんこ屋が儲かります(笑)
鳥みたいな人って、なぁにと言われましたが、言葉通りです。
風が吹いたら、鳥みたいな人がモテます。
4月の第1週目はとても忙しく、外国人さんの手彫りが3組、日本人も会社印3本セットが二組で、もう作業のため、7日日曜日も休めず、14日日曜日も作業のために出勤確定です。
仕事が好きなので、働くのは良いのですが頑張り過ぎると腱鞘炎の心配が出て来ます。
クリエイティビティを求められる仕事に変わっていますので、睡眠不足も良くないです。
以前ですとゴールデンウィーク前まで、頑張れば仕事が落ち着くと出口が見えていたので、仕事がし易かったです。
今年は
3月の最終週が普段と同じ程度しか売れず、4月の第一週が凄く売れました。
外国人の手彫りのお客様がいつ来るかまったく分からず、日本人にしても会社印、個人の実印が主ですので、季節感はありません。
いつ、暇になるか分かりませんので、短納期でも受けて、営業続けています。
忙しさから、おしゃべりをやめてしまうとオーラが消えてしまうそうなので、おしゃべりもやめれません(笑)
波が読めなくても、やる事は一つ。手を抜かずに明るくハンコを作り続けること。
なんかカッコイイかも(笑)
英語での接客に慣れていて、日常会話までにいたっていない英会話力でも、ちゃんとオーダーが取れてしまいます。
このままですと、英語でのおしゃべり力が向上しないなあ(笑)と思い始めました。
日本に長く住んでいるドイツ人さんが来店された時に、唐突に外国人女性と付き合いなよ。イイよと言われました。
英会話力を向上させるにはどうするのが良いか?などと聞いたわけではありません。なぜこんな事を言われたか分かりません。
Google mapsでの外国人さん達からの評価が高いから、この人なら外国人女性とも付き合えると思われたのでしょうか?
どんな人やねん(笑)
夜、駅で明らかに、迷っている外国人カップルを見かけ、一旦通り過ごしてから戻って、話しかけました。どこに行きたいか、苦も無く聞いて答えている自分がいて、お節介な人だなと思います。親切とはちょっと違う気がします(笑)
外国人のお客様達に支えられているお店をしていますので、ちょっぴり恩返しでもあります。
なぜ駅員さんや他の日本人が話しかけないか、不思議です。
以前少し試してみた英語での笑い話をしてみようかなと思い始めました。
ある日イタリア人女性に、イタリア語であなたは綺麗をなんて言うかを聞きました。それで私は「セイ ベロ」と言うと、「もっと感情を込めて、目はハートに」と指導されました。私は目をハートマークにできません。イタリア人すごい。あなたはできますか?
こんな感じの話を英語でしてみましょう。最後を疑問文にすれば、話が伝わったか分かります。
何を目指しているのでしょう(笑)
ゴム印関連の製造業の会社が2社、廃業するそうです。
印材屋さんから小声で教わったので、社名は一応伏せておきます。
それぞれの会社の商品を20年前には、よく使っていましたが、他社の商品の方が金額の差はそれ程なく、質が良いことに気付き使わなくなっていました。
ほとんど影響は無いですが、納期の面、変わった要望に対応してくれていましたので、無いものはできないになってしまいました。
練朱肉の会社がなくなってしまった方が、ジワリと痛手です。
東京の柘屋さんも昨年から一人での営業となり、納期に時間が掛かるようになっています。
黒水牛はいつも頼んでいる特上が無いサイズがあり、いつ解決するか不明と言われています。黒水牛の数がでないためでしょうか?
厳しい納期と闘っている身なので、思ったように印材やケースが入って来ないのはとても困ります。コロナ以前より、在庫の印材を増やしてますが、それでも滅多に出ない印材、サイズは1本2本なので早目の発注を心掛けつつ。
例えば2024年3月16日土曜日、来店されたのは外国人さん達が3組、日本人1組でした。
注文の主体が外国人さん達なので、極端に売上が減って、お店を閉めるは無くても、自分で印材やケースを作るわけにはいかないな。はんこレスもほどほどに。
デジタルは便利で小スペースになりますが、必ずシステムダウンがあります。その時、バックアップとしてのアナログなものが無いと大変です。
当店でもプラチナカードの静電気でカードリーダーが壊れて、1週間現金のみになりました。
いつもの薬局でカードで支払おうとするとアメックスとjcbは3月末まで使えないと言われました。
アナログな現金を持っておく必要は有り、同じようにあらゆる面でシステムダウンは起こりえて、その時どうするか、マックもシステムダウンで1日くらいお休みだったようです。
夢の中でもはんこのデザインを考えて、これを彫るためにはどうすれば良いかを考えています。
そんな話をバーバラさんに言うと、まるで受験生ね(笑)と言われました。
勉強でこんな想いをしたことはありませんが(笑)
バミューダ、キョタク
体の大きな外国人さんが来店されました。
クレジットカードの機械が壊れていて、現金しか使えないことを伝えます。現金を持っていると言って頂きました。
バミューダ、キョタクと何度も言いますが、なんだか分かりません。
バミューダトライアングルと言われて、シップ ロストと言うと正にそこだよと言われました。
続いて、スマホの写真でアートな魚拓を見れました。
英語にギョという発音は無いのでしょうか?
バミューダ諸島、魚拓で多分魚拓に押すはんこの注文ですが、何を彫るのでしょう。
いったい何を彫るかから接客するのも、慣れています(笑)
どこに使うかはっきりしている分、良いです。
バミューダを漢字にしたいとのことで、日本だと4文字の漢字で中国語ですと3文字の漢字で「百慕大」こちらが良さそうです。
魚拓も漢字で入れます。
バミューダ諸島の地図を入れて、漢字で百慕大と魚拓を入れれば、まとまりそうです。
もう一本、ソルトさんなので塩の漢字だけを彫ったものを頼まれました。塩という漢字にSを波のようにして入れましょうとざっと書き決まりました。
ちょっと変わったお店かもと思いつつ、納期に追われる日々がコロナ前と違う形でやって来ました。
彫る段階になり、バミューダ諸島は日本語の漢字「百爾慕他」の方が上手くおさまり、紋様も入れて完成です。
外国人さんから制約の無いはんこの注文を受け続けて、自由さを感じています。
日本人でも海外に住んでいる方いた方が多いです。
そんな中、海外にお住まいの日本人アーチストさんから作品に押すはんこの注文がありました。
内側に漢字で姓名を入れて、外側にサンスクリット文字を入れるというアイデアでしたが、サンスクリットだけでは足りないので、ひらがなも入れることになりました。
ひらがなとサンスクリット文字を違和感なく彫れるのでしょうか?
印稿を書きながら、色々試して、これならと思うものができました。印稿をご本人に確認して頂いてから、お彫りしました。
そのはんこが出来上がった瞬間に突き抜けた感がありました。
他の誰にも作れないデザインのはんこが作れました。
制約なく自由に、はんこを作り続けた成果が現れました。
外国人からのはんこの注文をメインターゲットとして営業していこうと決めた2024年。
2023年は年間で外国人30組程度が手彫りはんこをご注文頂きました。
1組で2〜3本頼ん下さることが多く、ホントありがたいです。
2024年の年間目標は外国人さん60組に手彫りはんこをご注文頂くことです。
1月は2組、他は手彫りに興味はあるが当日欲しいというのが数組あり、機械彫りで対応、次の機会は是非手彫りでと送り出しました。
2月はなんと9組。海外に送るのは0件でしたので、納期2日3日で変わったはんこを作り続けています。
このペースで作れるのは、日本のヘンテコなはんこレス政策で、時間が取れるお陰です。
外国人さん達がモチーフの入ったはんこやお客様自身がラフデザインしたものをベースにして作ったはんこを手渡しした時、喜びは直接伝わってきます。
こちらまで凄く嬉しくなります。
それで短納期でも手渡したいのです。
外国人から手彫りはんこの注文を受けているところをテレビ取材したいようでしたが、外国人がいつ来るか分からないから取材を無理ですよ。
そもそもはんこはとてもパーソナルなものなので、待っている人がいるだけで集中を欠いてしまいます。たとえ外国人であってもその人を知るために踏み込みたいのです。
神社仏閣に対して郵便で御朱印用のはんこの営業をしたのですが、
1号さんは日本に住んでいる外国人さん。
海外在住の人達が神社を巡るツアーに参加した後に特別な御朱印を渡したいということで、特別なものをお作りします。
やはり外国人こそがメインターゲットです。
英語が話せるかと聞かれると、
I speak some english と答えてます。A little bitより少し成長(笑)
日本に住んで1年になるフィリピンの女性が来店された時、他の外国人と英語で楽しそうにしているのを見て、日本人のほとんどが英語を話さないのにあなたは違うと褒められました。
外国人からの手彫りはんこのご注文目標を年間100組に変えよかな。
長年はんこ屋をしていると、月毎に売上の増減イメージがあります。
1月は、お正月休みをして営業日が少ないにも関わらず、他の月以上に売れました。新年を機にはんこを新しくする人、お年玉用のお子様の銀行印、ハッピーマンデーになる前は成人の日にはんこをプレゼントする方々がいました。
2月は忙しいかったです。人が動く季節の始まりで、新生活を始める人ははんこが必要でした。^_^
3月は一年の中で一番売れました。4月から新生活を始める人達、決算月の会社も多く、とにかく忙しかったです。
4月も新入社員の方を中心に忙しかったです。
5月はゴールデンウィークで暇になり、売上も落ち着きました。
6月は不思議な月で、景気の良い時は売上が上がり、景気の悪い時には売上が上がりませんでした。
7月8月は通常のお店は暇なのですが、長年お取引のある企業の組織変更の月で、短納期でたくさんのハンコを作りました。
8月のお盆の時期に2,3日夏休みを取らないと体調を崩すので、休むのも仕事のうちと思っていました。
9月は一年の中で一番売れない月でした。
10月から少しずつ売上が増えていきました。
11月からは年賀状関連のものが始まり、忙しかったです。
12月は年賀状関連と新年に向けて年内に新しいはんこの欲しい人達で忙しく3月の次に売上が多かった月です。
こんな売上に対するイメージが染み付いていますがコロナに寄って、まったく流れが変わりました。
ペーパーレスと同時にハンコレスなら分かりますが政治家のパフォーマンスによるハンコレスは事務の非効率化とはんこ屋イジメです。
知らない所ですが山梨の大手の印鑑とケースの製造の山印社が昨年末に倒産したそうです。
当店の昨年を思い起こすと
1月はコロナが治ってきて、この程度の売上では、はんこ屋をやめるべきかもと思いました。
2月後半から売上が上がり始め、
ゴールデンウィークをあえて営業してみると、外国人旅行者などで普段の日より売れました。
そこに味をしめて、8月のお盆も営業してみるとやっぱり売れました。
昨年一番売れたのが10月でした。
旅行者からの手彫りはんこの注文が重なった結果です。
ここで当店のメインターゲットは外国人と認識しました。
ハンコレスの日本より、もともとハンコなどない色々な国の人達がアート作品として、ものすごく喜びを表現してくれます。
なので、過去の売上記憶は忘れて、いかにしたら外国人手彫り注文が増えるかを考えています。
2024年の1月は二組の外国人から手彫りはんこの注文がありました。
機械彫りですが、知り合いがハンコをここで頼んだからとニュージーランドの人が来店されました。
手を抜かずにどれだけ納期を短縮できるかが勝負どころで、常に外国人旅行者が来店された場合、最短でいつ渡せるか考えています。
2月1日にご注文のリトアニアの人は、2月3日が妹さんの誕生日でプレゼントとして手彫りはんこを注文して頂きました。2月3日お渡し予定がお店に戻って来て、2月2日の夜受け取りたいと言われました。
2月1日はここの商店会の新年会でしたが、アルコールは取らずに食べるだけ食べて、そうそうに切り上げました。その後彫ってなんとか完成。こんな短納期でできるんだと自分もびっくりです(笑)
こうなると日本のハンコレス政策が気にならなくなるのが良い点です。
ハンコレスの中ですが
印材屋さんが今年は卒業印の注文が多いと言っていました。
当店はゼロですが(笑)
印材屋さんは利益が薄いので、やりたくないなと思いながら卒業印の見積もりを出すと、ほとんど決まってしまったそうです。
ライバル店が減っていること、2,3千円で記念品と言ってもなかなか良いものが無い点が卒業印が今年増えている理由だそうです。
どんなに利益が少なくても仕事があった方が良いですよね。
I stay out of season.