2022年08月12日

誰のせいか知ってる

昨日の山の日、埼玉県からカップルが既成の認印を買いにやって来ました。
それも、ごく一般的な苗字。ハンコタワーの3千種類の小さいものでさえ、絶対ある名前でした。
(うちのハンコタワーは1万種類ですけど)

在庫があるかどうかの問合せがあってからのご来店なので、近くに居たのかどうかを尋ねました。
すると埼玉県に住んでいて、近くのはんこ屋に電話したり、池袋のはんこ屋さんに電話しても、休みだったり、在庫が無かったりして、ここまで(裏原)まで来ました。

なんでこんな一般的な苗字のはんこの在庫で無かったか知ってますよ。
最近また大臣になった人が、ペーパーレスとはんこレスは同時にするべきなのに、紙は残してはんこレスをしてしまいました。
その結果、認印が極端に売れなくなり、はんこ屋さん達が認印の在庫補充をあまりしなくなってしまいました。
次いつ売れるか分からなかったり、注文する数が減ると送料が掛かってしまうなど、悪循環で、多くのお店で既成の認印の在庫補充をやめてしまったからです。

この出来事は
はんこ屋さん達の断末魔のようにさえ、思えます。
はんこレスの強引な発動の際、
あの大臣に、山梨県の印材問屋を中心として説明の機会を求めたそうですが、まったく相手にされなかったそうです。
これは一方的な話なので、本当のところは分かりません。

はんこを使う制度は、はんこ屋が利益を得ていたと共に、はんこ屋が有って成り立っていました。それにも関わらず、一方的にもう必要ないと短期間で制度が変えてしまいました。
それなのに、はんこ屋(ハンコタワー)に対してなんの補償もないのは、手落ちではないのでしょうか。

はんこに変わる新しい安全でコストが安いシステムはできるのでしょうか?
借金だらけの国なことを忘れずに。

東堂印章 荒見英樹

posted by 一日3本 at 07:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月11日

新しい国の人が来るとテンションが上がる

今週は今年来店して頂いていない国の方々が来店され、テンションが上がっています。
まずはブルネイ、インドネシアと言葉が同じとのことで、「カム サンガ チャンティック」と言いました。突然でビックリしたと言ってました。
あなたはとても綺麗です。

チェコの男性には、ファーストタイムと嬉しくて何度も言いました。

ナイゼリアの明るい男性には、日本のコンビニで英語を話しても、日本人は英語を喋ることができない。でも、ここは違う。とてもイイと褒められました。たいして喋れませんが、コミュニケーションは取れるのでと、もっと日本人文法とか気にせず、英語喋ってみればイイのにねなどと話しました。ナイゼリアはサッカーがとても強いと言うと、日本は少し強いと言われました(笑)
ダイソンの扇風機にビックリしていたのが、カワイイかったです。
posted by 一日3本 at 07:19| インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月10日

日本にお住まいの外国人が来店した時に

日本にお住まいの外国人が来店した時に、最近ではまずこのような説明をします。
Almost  every Japanese  have the family name  hanko.
But only first name, only family name, both , everting is ok.
Initial is no good .
ウフンとか言いながら聞いて頂けますので、文法的に間違えがあっても伝わっています。
注意点は、ほとんどの日本人はAlmost Japanese ではなく、Almost every Japanese とeveryとかallを入れると伝わります。
是非皆さんも外国人接客に役立てましょう。
posted by 一日3本 at 08:50| インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月06日

2022 年8月夏季休業

2022 年8月13日(土)から8月15日(月)までの3日間、
お休みします。
後は通常通り、日曜日休みです。
祝祭日は営業です。
よろしくお願いします。

8月13日(土)と8月15日(日)につきましては、
手彫り印鑑のご注文のご予約には対応致します。
ご予約は電話でお願いします。
03-5843-0802
posted by 一日3本 at 06:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月23日

銀座から紹介されるお店

先日、夜7時近くに電話があり、契約に使う印鑑を当日か翌日に受け取りたいとのことです。
機械彫りなら、夜8時までに来て頂ければ、当日夜9時にお渡しできます。
と答えると、伺いますと言われたので、
3階になりますと言うと
あれ、場所はどこですか
ウラ原になります。
ちょっと調べますとのことでした。

しぶちかにあるお店と思ったのかも知れません。
夜8時に締めてから、しばらくすると電話の人が現れてました。
道に迷ったそうです。
そして、銀座にある東急ハンズに紹介されたそうです。自分のところでは、当日、契約書に使うはんこは作れないので、ここならとホームページをプリントした紙を渡されていました。

銀座には、はんこ屋は無く、大手文房具屋さんも取り継ぎだけ。

銀座シックスの受付の方から電話があり、日本に住んでいる外国人のはんこを作るか聞かれて、外国人を紹介頂きました。

話は戻り、機械で彫って、枠は簡単に手で仕上げて、渡しました。
すると、八方位に興味を持ったようで、今度はちゃんと作りに来ますと言って下さいました。

お金を貰っての宣伝、いい感じです(笑)
posted by 一日3本 at 07:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月16日

英語で夢を見た

生まれて初めて、英語で夢を見ました。
屈強な外国人男性たちに囲まれて、
自分はカタカナ英語で、外国人さん達はネイティブな英語。

持っている紙に念を込めろと言われて、一人一人の前に立ち、外国人に大きな声を紙に向かって出してもらい、自分は呪文らしき言葉を発していました。
その呪文っぽい言葉を聞いて
外国人が今、ハンサムって言ったよなと
嬉しそうに言ってきました。
呪文をもう一度言ってみると確かに
ハンサムと聞こえる。
ここまで全て英語展開でした。
これで人生初めての英語の夢は終わりました.

次は、出来ればカワイイ、キレイな外国人女性に囲まれた夢を見たいです(笑)
posted by 一日3本 at 07:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天才かも知れない(笑)


Instagramで天才かも知れない(笑)とコメントを付けて、このような印影を投稿しました。
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天才と言ったもの勝ちかなと思って、初めて天才という言葉を使いました。

20年前の自分が、もし、こんなハンコを見たら、文字とたくさんのモチーフを自然に融合させて、且つ八方位の縁起も担いでいる。到底、自分には作れないこの人、天才だなと思ったことでしょう。
モチーフを入れて同じようなはんこを作っているはんこ屋さんを知りません。こんなハンコをつくる人が一人だけなら、天才認定です(笑)

自分としては、小学校、中学校の美術の評価は5段階評価で、3か4。高校時代は100点満点評価で80点くらい。天才ではありません(笑)
それに対して算数、数学は4か5、高校時代はほぼ100点でしたので、明らかにこちらの方が得意です。
小学校6年生の時、転校して、新しい塾の算数の先生に、この問題はどのように解いたか聞かれて、それに答えると、算数だけなら青山に入れると言われました。
算数だけでは入れないし、経済力の問題もあるしと思いました。

美術が得意ではなく、仕事をすることが好きで、はんこ屋という職業はお客様からオーダーを受けて、作り、渡すことで、お客様の反応が直接分かるステキな仕事です。
いつもお客様が想像しているより少しイイものを作ろうと心がけています。

その結果、このようなはんこを作れるようになりました。

このお客様には、注文の時は最初は簡単過ぎると文句を言われ、はんこ屋さん自身が難しくしておいて、渡す時には大変だった文句を言われ、簡単でも難しくても、どっちにしろ文句を言われる(笑)
確かにそうです(笑)

このお客様がデザイナーさんに、このはんこを見せると
「四角い宇宙です。凄いです。」と喜んでいたそうです。
posted by 一日3本 at 06:57| 無理を聞く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月14日

オールドルーキーを見て

日曜劇場の「オールドルーキー」2話を見て、ビックリしました。
現役引退になってしまったサッカー選手がアスリートのマネージメントする会社で奮闘するお話です。

その2話
アスリートのお父さんが契約書に記名、捺印するシーンで、木のハンコを赤のスタンプ台を使って押そうとしていました。
わざわざ、スタンプ台がアップになりました。

スタンプ台はゴム印用で
木のハンコ(印章)は朱肉で押すべきです。
あのシーンにスタンプ台を用意してしまった美術さん、違和感を感じない監督をはじめてとする制作スタッフ、ハンコはなぜ朱肉なのか、何にも知らないことにビックリです。

絵や書に押す落款印を考えてみましょう。
江戸時代の絵画に押されている落款印が100年以上経った今でも分かるのは、朱肉で押されているからです。
朱肉で押した印影は100年以上持つと言われています。
それに対してゴム印用のスタンプ台は保管状態にもよりますが、10年くらいで印影が崩れていくと言われています。
なので、大事な場面で押すハンコ(印章)は絶対朱肉なのです。

ハンコは朱肉で押すと自動的に考えない日本人がいることに、ビックリするだけです。

ドラマ自体は知らない仕事を少し知れて面白いです。

posted by 一日3本 at 07:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月20日

2022 年6月4週目

2022年6月20日からの週は不規則な営業時間になります。ご注意下さい。ご不便をお掛けします。
2022年6月22日(水)11:00〜15:30裏原宿の商店会の総会出席のため、早上がりになります。
6月23日(木)11:00〜19:00飲みに行くため、少し早上がりです(笑)
6月25日(土)12:00〜20:00毎年健康診断を受けている小さな病院での腹部エコーのため、開店時間が遅くなります。
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posted by 一日3本 at 06:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月15日

フランス人旅行者が

フランス人旅行者さん達、5人がお店にやって来ました。一度目の時は他の予約のお客様がいて、2時間に出直して来てくれました。
手彫りで旅行中1週間で欲しいとのことで、幾何学模様のようなハンコを希望です。
英語さえ自由に喋れないはんこ職人は、まるで無口な職人のようにひたすらラフデザインを書き、お客様の好みを探ります。
最後にあなた風に書いてと言われて書くと、
それが選ばれました。5C70625C-6E5A-46E2-A504-70612AAB8C74.jpg
やっと終わったと思っていると、横に立っていたおじさんが僕もハンコを頼むよと嬉しそうに笑っています。
会社を経営していて、会社のハンコで会社をカタカナで知らされるとコンパニーとあります。日本ではカンパニーが一般的と伝えましたが、フランス語に近い、コンパニーのままになりました。
ルコックのような雄鶏が好きで、鯉も好きだそうで、30ミリ角の大きなはんこを希望されました。
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さて、この2本を1週間で作成するのは難しいなと思っていると、先程頼んだおじさんが、さらににっこりして、ここにはいない20代の娘さんの写真を何枚も見せらせ、そのイメージで彫って欲しいとのことです。写真を見て、イメージで彫る、そんなお店だったでしょうか?(笑)
写真毎に雰囲気が違い、どうすれば良い?と思っていると大きな蛇を持っている写真がありました。
「スネーク」と大きな声を出すと娘は蛇は好きだよと言いました。
ハートとかのイメージでは無いので、あとは蛇と鳳凰を入れることにしてラフデザインが出来上がりました.
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白蛇は金運をもたらす、鳳凰は願い事を叶えると言うのは、英語力の問題で割愛しました。
いつか、気付いてくれないかな。鳳凰にお願いしよう(笑)

フランス人さん達は、大喜びで受取り、フランスからも注文したいと言ってくれました。
ありがたい限りです。
日本人に、はんこのアート製、デザイン製を否定された感がありましたが、海外の人達は当たり前のように認めてくれます。

そうそう、1週間でこの3本を作るために、お休みの日曜日作業のためだけに、お店にいました。
お店を閉めて作業できるのも、移転して良かった点です。
posted by 一日3本 at 07:16| インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする