それも、ごく一般的な苗字。ハンコタワーの3千種類の小さいものでさえ、絶対ある名前でした。
(うちのハンコタワーは1万種類ですけど)
在庫があるかどうかの問合せがあってからのご来店なので、近くに居たのかどうかを尋ねました。
すると埼玉県に住んでいて、近くのはんこ屋に電話したり、池袋のはんこ屋さんに電話しても、休みだったり、在庫が無かったりして、ここまで(裏原)まで来ました。
なんでこんな一般的な苗字のはんこの在庫で無かったか知ってますよ。
最近また大臣になった人が、ペーパーレスとはんこレスは同時にするべきなのに、紙は残してはんこレスをしてしまいました。
その結果、認印が極端に売れなくなり、はんこ屋さん達が認印の在庫補充をあまりしなくなってしまいました。
次いつ売れるか分からなかったり、注文する数が減ると送料が掛かってしまうなど、悪循環で、多くのお店で既成の認印の在庫補充をやめてしまったからです。
この出来事は
はんこ屋さん達の断末魔のようにさえ、思えます。
はんこレスの強引な発動の際、
あの大臣に、山梨県の印材問屋を中心として説明の機会を求めたそうですが、まったく相手にされなかったそうです。
これは一方的な話なので、本当のところは分かりません。
はんこを使う制度は、はんこ屋が利益を得ていたと共に、はんこ屋が有って成り立っていました。それにも関わらず、一方的にもう必要ないと短期間で制度が変えてしまいました。
それなのに、はんこ屋(ハンコタワー)に対してなんの補償もないのは、手落ちではないのでしょうか。
はんこに変わる新しい安全でコストが安いシステムはできるのでしょうか?
借金だらけの国なことを忘れずに。
東堂印章 荒見英樹
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