夜8時に、はんこ屋集合、向かうは隣駅の恵比寿にある串亭恵比寿本店さんです。
あいにくの雨もよう、変わり彫りさんが「タクシーで行こう」とタクシーに乗り込みます。
さすが大人な展開です。
タクシーの中で、変わり彫りさんがイイ男と言われたいというようなことを言うので、
はんこ屋が「イイ男」と言ってみました。
すると「男に褒められても嬉しくない」と返されます。
「イイ男」とちょっと優しく言うのがポイントです。
このようなキーワードができると、その日は何度もいい、笑いポイントを作っていきます。
「ぼくは男性に褒められても嬉しいな。そうだ。今日、お金持ちになりそこないました。
数年前からのお得意の男性から『君は独身か』と聞かれ、『結婚してますよ』と答えると、
『離婚して娘をもらってくれ』と言われました。
その方、渋谷にビル2つ持っているんですよ」
「離婚しないんでしょ」
「しませんよ。でも、冗談とはいえ、そんな風に言って下さるのは、ぼくを認めてくれていることで
男に誉められても嬉しい話です。
タクシーの運転手さんもイイ男」
タクシーを降りたところ恵比寿の五差路と言われても、
方向音痴ですので、ここがどこだか、まるでわかりません。
看板がありました。

カウンターだけでなく、座敷もあり、おしゃれな串揚げ屋さんと、言われるのが分かるお店です。
参加者は、変わり彫りさん:同世代の男性(幹事)さん
プレゼンテーションプランナー:変わり彫りさんの知り合いの女性
Cさん:AでもBでもなくCさん女性
それとはんこ屋です。
もう一人の男性は、不参加だそうです。
串揚げはストップと言うまで、出て来るオマカセコースになりました。
変わり彫りさんがお店のカワイイ女性と打ち合わせをしています。
その人とは親しいようです。
でも揚げる人が代わっていて、ロシアンルーレット的な辛子入りは無しだそうです。
リアクションをどうするか、考え、自分を信じて本番出たとこ勝負だと思っていたのに(笑)

席に着くと、通常はんこ屋の飲み会では、自己紹介をして頂きますが、
アウェーですので、ボールを変わり彫りさんに預けます。
すると、名刺交換が始まりました。
はんこ屋はしません。
それぞれのお仕事の話をちょっとして、はんこ屋は黙っています。
先ほどのカワイイ女性が、串揚げを持ってきました。
何度もしたシミュレーションでは、頭の中で、試合開始のホイッスルが鳴り響くはずでした。
ところがそのお店のカワイイ人に「すいません。ピッピーと言ってもらえますか」
勝手に口が動いていました(笑)
「ピッピー」
「なぜ、こんなことお願いしたかは、後でブログを読むと分りますから(笑)」

最初に天使の海老が出てきました。
お店の人に「わかった。天使の羽の形をしているので天使の海老なんでしょ」
「ニューカレドニア、天国に一番近い島で捕れた海老なので」
「形に興味があるので」モゴモゴモゴ。
はずれました。アウェーの戦い厳しいです。
天使の海老、とても美味しいです。
このカワイイ女性、店長さんとわかり、名刺交換しました。
ここからしばらく、守りの時間が続きます。
変わり彫りさんの話を聞く時間ですが、二人で飲んだ時と違い、
ちょっと攻撃的というか自慢話というか、
第三者がいると男の話は戦いになるというのは、ホントだなと思えます。
冷静な目で見れています。
いいぞ、はんこ屋さん(笑)
変わり彫りさんは、友達以上恋人未満という女性が多かったという話、
変わり彫りさんは、ホントにイイ男なので、
だから男だけでは、飲みにいくことが少ないはんこ屋が飲みに行ったんですよと言います。
次の展開として、Cさんのはんこに入れる、縁起物のモチーフをみんなで考えるを始めてみます。
Cさんが最初に参加して頂いた時、飲み会にも参加して頂ける仲になったので、
いままで彫ったことのないモチーフを注文してくださいと条件をつけました。
前回参加頂いた飲み会で、
サンク・カロさんに、注文ぜずに引っ張った方がいいですよと悪知恵をつけられたので、
今回はみんなで考えちゃえ作戦です。
プレゼンテーションプランナーさんも変わり彫りさんもいい人で、
縁起物を次々に上げてくれますが、
どれも彫ったことあります。
変わり彫りさんはスマホで、縁起物を調べてくれています。
プレゼンテーションプランナーさんが「ユニコーン」と言いました。
はんこ「ユニコーンって縁起物ですか?」
プレ「神の使いですよね」
はんこ「手塚治虫さんのユニコしか思い浮かびません。
手塚治虫さんのものは、モチーフの参考にできないですよ」
変わり「難しくて彫れないんだ」
はんこ「以前、ライオンで検討したことがあるんですが、
マンガっぽくて、ぼくの彫るはんこと合わないんです。
なかなか、決まらないと思って、この本を持ってきました」
『招福の美』という本を取り出します。
はんこ「桐も縁起物なんだ」
変わり「はんこ屋さん、これ初めて読むの」
はんこ「その時、必要なところしか見ないので(苦笑)」
はんこ「この鳳凰の目、Cさんの目に似ていますよ」
C「鳳凰も考えました」
はんこ「バーンと大きく鳳凰を彫ったことはないので、鳳凰にしますか」
サンク・カロさんがいないうちに決めてしまいます。
これで、大分はんこ屋のペースになりました。
串揚げオマカセなのですが、わがまま言っていいと言われ
トマト好きなのでトマトお願いしますとリクエストしました。
出てきたトマトの串を食べるとアツと膝に汁を落としてしまいました。
幸い紙ナプキンを膝に置いていたので、そこに落ちたのですが、
痛恨のオウンゴールです(笑)
変わり彫りさん、渇舌が悪くなってきたので、チャンスです。
オンゴールがありましたので、つい封印予定だったオカルト話をしてしまいました。
Cさんはオカルト話好きだそうで、首筋(うなじ)から入ってくるそうです。
変わり彫りさんは、まったく感じないというので、
明日朝、普段開けることのない扉が開いていたりしますよと言ってみました。
「イイ男」というタイミングがあったので、Cさんとアイコンタクトします。
まだ恥ずかしいのか、大きな声で言えません。
紙とペンを取り出し、カワイイ店長さんの下の名前でざっとはんこイメージを書いてみます。
参加者一同、感嘆。
Cさんは早速、写真をツイッターに載せていました。
あとは、もうはんこ屋のペース、ブログで書いたことのある話を思いつくままにしていきます。
オマカセコースはストップし、最後に好きな串を頼みます。
はんこ屋は、フォアグラを頼んだのですが、オマカセの最後に出るということで
店長さんの一番好きなものででお願いしますと、ニラのなんとか(忘れてしまいました)が
出てきました。
もう酔っていたせいかメニューで見つけられず、美味しかったです。
締めに塩アイスを食べました。
試合終了のホイッスルを店長さんにお願いしたかったのですが、
忙しそうで断念。
店長さんがブログ見ますと言って下さったので
「店長さんのようなきれいな人にためにがんばるお店なので」というと
「口がうまいですね」と誉めて?もらいました(笑)ゴール!!
やっぱり女性に誉められとより嬉しい。
この後も少し話、チープなオチがついたので、「お後がよろしいようで」と締めました。
次回のはんこ屋のまったりさんとの公式?飲み会は、4月を予定しています。
Cさんに偏差値75くんを紹介したいと企てています。