2016年07月11日

ライブビューイング初めて

日曜日、少女時代のテヨンさんの韓国でのソロライブが、日本の映画館で観ることが出来ました。
サッカーなどスポーツでは、良くあるライブビューイングです。
スポーツ観戦でも、ライブビューイングの経験はなく、初めてのライブビューイングです。
いくつになっても、初めてのことは、ワクワクします(笑)

ライブビューイングでも
少女時代のコンサートの様に、立ち上がって、ピンクのペンライトを振って応援するのでしょうか?
とりあえず、ピンクペンライトを持って映画館に向かいます。午後4時開場なので、5時くらい開演かな?と思って映画館に向かいました。
電車の中であらためて、チケットを見ると4時開演とありました。
勘違いしていました。
4時少し前に着席。
おじさんよりも20代の女性が目立ちます。
4時になると、コンサート会場が映り出しました。まだコンサート会場の客席に空きが目立ちます。

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そして、4時20分くらいにコンサートが始まりました。コンサート会場に流れる映像は、映画のようにスクリーンいっぱいに映されます。
ちょっとDVDを観ている感じです。

席に座ったまま、ペンライトを少し振るくらいです。声を出す人はいません。

2ndミニアルバムからのダンサブルなナンバーで、始まりました。男女のダンサーさん達を引き連れて、セクシーでカッコ良いテヨンさんです。
3曲くらい続いた後にテヨンさんのMCがありました。
もちろんハングル語です。感謝の言葉くらいしか分かりません。
ライブビューイングにも触れてくれ、そこでテヨンさんは日本語で、たくさん準備をしました。楽しんで下さいという感じのことを言いました。
その後もMCは続き、お客さんをいじり、テヨンさんがおしゃべりなことが分かりました。ハングル語を学んでいなかったことを大後悔です。

ドラマの主題歌や挿入歌が続き、しっとりした大人のコンサートになりました。
MCも何度もあり、ライブビューイングにもまた触れ、44会場でライブビューイングがあり、日本語で、日本に行きたいですと言ってくれました。

少女時代のメンバー3人も客席にいました。

テヨンさん、少女時代のJapan2ndツアーまでは、声を張り上げて歌うところがあり、そこが一つの見せ場だったのですが、そのツアーの後はなく、歌い方を変えたのかなと思っていました。

ところがこのライブの前のラジオ出演で鼻炎を患っていたので、思うように声を出せなかったと告白されたようです。

このライブでは、何度も声を張り上げるシーンがあり、大満足です。

アンコールで、少女時代の曲を歌ってくれたのですが、ものスゴく適当に(笑)カラオケを楽しむ感じでやってくれました。

あっという間の2時間でした。
英語とともにハングルも少し学ばないと。


posted by 一日3本 at 09:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月08日

金額で評価される

知り合いのために、書に押す落款印をお彫りしました。
フルネームを白文(白抜きの字)、下の名前を朱文でお彫りしました。
それを、書の大先生にお見せしたところ、
「これは、いい。2本で、2万いや3万5千円」と言われたそうです。

自分が彫ったハンコを金額で、評価されたことはないですので、スゴく新鮮です。
審査員を務めこともある大先生が評価した3万5千円は、どのような金額かというと、1990年に印章組合が出した手彫り標準価格に消費税8%を加えた金額とぴったりです。
あらためて、その大先生の評価の正確性を感じます。

更には、このはんこには応援する気持ちが表れていて、文字のデザインが素晴らしく、この落款印を押すことで、書の作品の格が上がるとまで、言って頂いたそうです。

正にそのようなことを目指して、お彫りした落款印。
落款印自体が一つの作品として、評価もされますが、所詮、自分はアーチストではなく、はんこ職人です。
落款印それ自体ではなく、書や絵の作品に押すことで、その作品が少しでも良くなるようにと想ってお作りしています。

真剣に作ったものは見る人が見ると、作り手の意図まで、分かるものなのだなと、有難く思いました。

今回の朱文は自分でもとても、良く出来たと思っています。

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サンズイをこのような形に彫ろうと思いついて、全体のデザインが決まっていきました。
今まで落款印は文字をこねくり回していた感がありましたが、シンプルかつユニークにお彫り出来ました。

木に石に彫ったような感じに彫る模刻と言われるものです。そのため彫るのに時間がかかります。
普段あまり落款印を彫らないからというのもありますが、一日かけて、2本彫り切れませんでしたので、自分としては5万円でも合わないくらいなのですが(笑)

印相体を極めようと日々彫り続けていると、他の書体をたまにお彫りすると、あら、上達していると気付きます。
伊藤若冲さんが、鶏を描くこと、一つのことを極めると、他の題材も描けるようになると言っていたことに通じる気がします。

とても嬉しく誇らしい気分になった金額での評価でした(笑)


posted by 一日3本 at 09:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月27日

8年もの?

「1年振りです」と女性が来店されました。そして、これと、シュークリームを持って来てくれました。北海道のシュークリームだそうです。
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モチーフ入りの印鑑のご注文で、確かにお会いしたことはあると思うのですが、以前何を注文して頂いたか、思い出せません。
そこで、「以前は何を?」と聞いてみると「注文ではなくシュークリームを持って来たことがあって」

「あ〜、仲良くなるためにとシュークリームを持って来てくれた人だ」
「思い出しましたか(笑)」

確かにうちは、面倒なお店ですが、そこまでしなくても、大丈夫なのになと思ったのでした。

モチーフは13夜の月と四つ葉のクローバー、ざっと書いたものを見せると
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「涙が出そう」
まだ彫ってなくて、ラフスケッチ段階で涙⁉︎
「ここを知ってから7年目でやっと注文ができたので、知った当時は副都心線がなくてここまで来るのも、大変だったのですが」
副都心線がない時から、想いを寄せてくれていたとは、歴史を感じます。
ありがたいです。

この女性が来店された土曜日、たくさん、色々な人たちとおしゃべりをし過ぎて、この方が何年前からか、忘れてしまいました(笑) ごめんなさい。
posted by 一日3本 at 09:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月07日

テレビドラマの小道具としてのハンコ

電話からのお問い合わせで、約10日間で14本のハンコを作れますかと聞かれました。
うちは基本、手彫りのお店ですけどと言いつつ、なぜ14本ものハンコが必要なのか、興味がありましたので、話を聞いてみました。
するとゴム印も含めての14本で、大切な印鑑だけ手彫りならもしかして可能かもと、ご注文内容によりますととりあえず答えてみました。
うちは値段が安い訳ではないですが、販売するものはなんでも品質には自信がありますと伝えました。
この一言が後々作業を大変にしました(笑)

ご来店頂いてお話を聞くと、テレビドラマの小道具として使うゴム印や印章で、頑張って手彫りをする必要はなく、普段はいとこに任せている機械彫りを自分でやれば、それなりにできるはずと、ご注文を受けました。

昭和20年代のお話らしく、プラスチックはダメ、印相体は昭和30年頃に出来た書体なので、ダメ。

初めて、印相体が昭和30年頃に出来たと知りました。
ということは1955年くらいからですので、もう60年続いている書体となります。
印相体は伝統がないから偽物だという職人さん達の主張は、よく分からなくなります。
ダメなものは、60年も続かないはずです。印相体は書体というよりアレンジの仕方なので、職人さんの技量がわかりやすく出でしまうのが、嫌う理由ではと勘ぐりたくなります(笑)

話がそれましたが、安易にゴム印は、木のにぎり台でと受けていましたが、持ち手のところが、プラスチックです。
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昔は持ち手も木でした。
10年くらい前までは、うちにも木の持ち手があったのですが、もう処分してしまいました。
印材屋さんに相談すると別注でにぎり台を作れば、全部木でできますと言われました。背に腹はかえられず、お金をかけて作りました。

更に昭和20年代、手彫りしかないよなと思い、パソコン上で字を作ったり、枠だけ軽く仕上げたりして、まあまあのものが作れました。

たまに、テレビドラマの中で使われるハンコを見ると、このシーンで、こんなどうでもいいハンコでいいの?と思ってました。

自分が関わった以上、もし印影が映ったとしても、それを他のはんこ職人さん達に違和感なく見れるように、作れたと思います。意外と器用です(笑)
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オンエアーは1カ月くらい先からのようです。
posted by 一日3本 at 22:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月25日

自分史上最大

50代と思われる男性がいとこに、最初はキレイに押せたのが、ムラが出来てキレイに押せなくなった。朱肉を変えた方がいいのか?と尋ねています。

うちで作ったはんこのことでしたら、責任持って原因を追求しますが、他店で作ったはんこについて、色々言われてもなと、いとこに任せておきます。

柔らかく粘り、なかなか、帰らないので、
仕方なく対応して、
はんこをキレイに押すためには、はんこの表面が平らに出来ていること、朱肉の質、押し方と3つ揃う必要があることを伝えました。

どこで作ったどんなはんこかお聞きすると、お寺用の6センチの角印で、お寺のグッズ専門のインターネットサイトで注文したそうです。
ここで俄然、興味が湧いてきました。

はんこ屋さんの専門誌で、神社、仏閣を相手にはんこのチラシを作り、商売しているところがあると読んだことがあります。
インターネットでお寺グッズ専門店があるとは。

朱肉やはんこを見てみないと原因は分かりません。ついでの時に持って来てみて下さいと言ってみます。
普段は、はんこよろず相談所じゃないからと、絶対言わないことです(笑)

というのも、御朱印などに使われている印鑑が欠けていたり、印刷の印鑑がデザイナーさんが考えたはんこ風のものだったり、
まともなはんこを使っているところが、あまりにも少ないです。
もう生活費を稼ぐ必要がなくなった時には、有名神社仏閣を訪ね、はんこのダメ出しをして、作り直させるという野望があります。

しばらく経ち、朱肉と6センチ角印を持って、その方が現れました。
結局、押し方の問題でした。
その角印は一応手書き印稿と思われますが、仕上げ無しの機械で、彫りっぱなしで、印相体なのに枠が細く無く、のっぺりしています。
機械彫りなことを伝え、
普通、篆書じゃないんですか?と手彫りの篆書の見本を見せると迷われた末、
51ミリ角の篆書体で作ると注文を受けました。

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自分史上最大のはんこをお彫りしました。
大きな篆書体のはんこを彫ることは、新鮮で、とても勉強になりました。
時間もたくさんかかりました。

より良いものをもっと短時間で彫るためには、数を彫る必要があります。
これは、神社、仏閣用のはんこのインターネットサイトを現在のとは別に作る必要があることに気付きました。
となると見本を彫る時間を作れるのでしょうか?(笑)
見本を彫る自身が出来たら、ケロティさんに相談してみよう。


posted by 一日3本 at 10:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月17日

若冲展ふたたび

ゴールデンウィークを明けて、若冲展がもの凄い混雑になってしまいました。
その主な原因は、NHKさんのテレビで若冲さんの特集が放映されたためようです。

知り合いが平日に気軽に行くと180分待ちとあり、そんなに時間はないとその日は諦めて帰り、別の知り合いは平日210分ホントに待って入館。年配の方ばかりだったそうで、会場内の一部は満員電車のようだったと言っていました。

毎日、公式ツイッターを見て、混雑状況を確認していると、朝1番がいちばんの混雑、夕方には大分待ち時間が減っていくと分かりました。
もしかすると、平日より土日の方が空くかもと思っていると、平日は180分待ちがほとんどに対して、土曜日は160分待ちになっていました。
5月15日(日)、もう行けるのは最後のチャンスと並ぶのを覚悟して、帽子を被り、本を2冊持ち、スマホは充電100%にして臨みました。
午後1時半に並び始めると150分待ちとありました。比較的順調に進み、2時間切るかもと思ったところで、列がまったく動かなくなった謎の15分間がありました。
勝手にVIPが来たんじゃないと疑います(笑)
結局120分で入場でき、ラッキーでした。

2回目の目的は動植綵絵の前半部分を最前列で観ることでしたが、15分待って1メールくらい進みまだ、最初の絵にも辿り着けず、諦めて、隙間から観ました。
これだけ入館して、運営資金があるはずなので、係員を増員し、最前列の人は立ち止まらず、ゆっくり前にお進み下さいと言い続ける人がいれば、もう少しはスムースに観れるのにな〜と、余計なことを考えつつ。展示自体は素晴らしかった若冲展でした。
前回は無かった象の手ぬぐいをお土産に購入しました。
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図録は売切れで、送料無料で送ってくれるそうです。

若冲特集の雑誌も色々出ていますが、オススメは和樂4,5月です。金色の表紙に象がいます。オマケも可愛く、若冲さんの技法についての解説もあり、楽しめます。
ただ、ゆるキャラの一つとして若冲居士のはんこが挙げられていましたが、その画像がオカシイのです。「若」で、つながってはいけないところがつながっていて、きっと文字を知らない人が修復して、間違ってしまった作品があるのだなと気付きました。混雑でその絵自体は、発見できませんでした(笑)

いつか宮内庁三の丸尚蔵館で観てみたいです。
posted by 一日3本 at 12:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月14日

阿蘇山モチーフの方から

阿蘇に実家がある福岡にお住まいの方から、このブログを読んでメールを頂きました。
熊本地震で実家は被害があったものの、ご両親共に無事だったそうです。

ちょっと前のメールですので、今とは状況が違うと思いますが、そのメールには実家まで行ける公共交通手段がなく、駆けつけることはできません。良く食べ、良く寝て出番に備えますとありました。
心配して眠れない日々を過ごし、自分も弱っていくより、食べて眠れることに感謝して元気でいることで、必ず役に立てる時が来ると気持ち良い割切り方です。
勉強になれます。
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これはまったく別の福岡にお住まいの方のモチーフ入り印鑑です。
豪華モチーフ3点盛りです(笑)
with our Kyushuと応援で。

posted by 一日3本 at 10:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月09日

若冲居士のはんこをなぜ素晴らしいと思うか

伊藤若冲さんが好んで使われている「若冲居士」(じゃくちゅうこじ)と大きな丸に朱文で彫られているはんこを、スゴイなと思います。

この丸いはんこ、ツノに彫られていたそうです。
てっきりに木に彫ったものと想像していたのですが、今回の図録の解説にツノに彫ったはんことありました。
ツノだったので長持ちだったのですね。

ツノは硬いので、それなりに切れ味の良い印刀が4本はいるよなと思ったのですが、日本刀があった時代ですから切れ味の良い印刀当然作れましたよね(笑)

枠を均一に彫り、文字と枠の接している部分もきれいに彫れています。技術のある人が彫ったことがわかります。

文字については、篆書体で「若」の口が横向きになっているところ、「冲」の中の部分に点が二つ付いている所が少し違うところです。これはスゴイと思うほどではありません。特に中に付いている点については、もっと良い位置があったかも知れないと思ってしまいます。

では何をスゴイと思っているのでしょう。
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Aは若冲さんのはんこを簡単にトレースしてみました。
Bは字の形はそのまま、レイアウトを普通の篆書体に使われるようにして書いてみました。

これでお気付きですか?
Aは文字が小さいではなく(笑)
文字と文字の空間が真ん中十字に空いていて、且つバランス良く見えることです。
このように真ん中に左右上下に空間を作りつつ、バランス良く見えるはんこを他に見たことがありません。
ここがスゴイんです。
こんなテキトーに書いてもAには儚さが感じられる気がします。

居士を男性を表すものと拡大解釈して、「荒見居士」とこの印鑑風に彫って見たくなりました。
来年の年賀状用に若冲さん風の鳥を彫る予定ですので、それ用に彫ろうかな(笑)

残すとこ、わずかな若冲展、是非皆さんも足を運んでみて下さい。
posted by 一日3本 at 10:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月07日

若冲展で落款を観る

今回の若冲展では、今までに観たことのない落款印がいくつもありました。
図録には印章の解説もあり、若冲さんは30種類近くの印章を使っていたとありました。

一般的に落款印は、3種類1セット。
四角に白文(白抜きの文字)でフルネーム氏名印、四角に朱文(文字が朱色)で雅号・雅号印、長方形に好きな言葉を彫る引首印とこの3本と思っています。
ちゃんと学んだわけではないので、間違っている可能性もあります。
絵画の世界では、3つ押されていることは
少ないと思われます。

若冲さんの落款印を観ると白文と朱文の2種類が押してある作品が多いです。
四角のはんこが二つ白文と朱文同じ大きさで並んでいることもありますが、四角と丸のことも多いです。

白文の四角にはフルネームではなく、好きな言葉を彫ってあります。
正直、なんの資料もなく落款を観て、直ぐには読めない字もありました。
普段自分で使わない字の形は、字林を調べれば、分かっても、直ぐにはわかりません。自分まだまだです。

若冲さんの落款で一番有名なのは、「若冲居士」と丸に朱文で彫ってあるものです。
これがかなり大きいです。
白文の四角いハンコの下に、四角より大きい丸で朱文のはんこが押されています。

おそらく、白文は朱色がたくさん出るので大きく見えます。朱文は白文より小さく見えるので、朱文のサイズを大きくしたと思われます。
はんこも作品の一部となるので、このような視覚効果を考えていたと想像できます。

朱文なのに、極端に文字を太くして白文に見えるものまでありました。

今、発売中の雑誌を読むと若冲さんのはんこは、本人ではなく、発注して作ったものと想像できるとありました。
独特なので、本人が彫ったはんこと勝手に思っていました。
落款印、特に朱文のものはアイデア勝負のようなところがありますから、若冲さんのアイデアをはんこ職人さんが彫ったと考えると納得できます。
はんこは誰が彫ったかが重要ではなく、誰が使ったかこそ重要と分かる出来事です。

今回の展示、最前列はゆっくりとしか進めませんので、
是非落款印にも注目してご鑑賞下さい。

posted by 一日3本 at 10:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

若冲展に行く

平成28年5月1日(日)上野にある東京都美術館に若冲展を観に行って来ました。
生誕300年の大きな若冲展なのですが、開催期間がゴールデンウィークを含めて、約1カ月しかありません。平日は行けませんので、どう考えても混雑の中観るしかありません。
とりあえず、前売り券を2枚購入しました。ステキな人と行くためではなく、自分で2回行くためです(笑)

日曜日午前中は用事があり、午後2時近くに上野に到着。
前売り券を持っていましたので、チケット購入の列には並ぶことはなく、入場待ち行列に並びました。(チケット購入まで10分くらいかかったようです)
入場まで30分待ちとアナウンスがあります。

ここで、お得情報。
この入場行列、進行方向左側に並んで下さい。
左側だけどんどん進みます。
横巾が広い行列が入場時に2列くらいになります。最初に右カーブするため、右側の列進みません。
そのことに気付き、右側から左側に移っていくと15分くらいで入場できました。

会場内は混雑です。
今回の展示の特徴は、この展示のためのガラスケースが作られていることです。

ですので、ガラス越しではありますが、最前列に並べば、間近で観れます。
最前列で観るために行列ですが、並んで観ます。

ここで、こんなうるさい美術展に出会ったことがないと思うほど、何人もが、勝手な感想を並びながら話しています。
例えば、水墨画の所で、これは大したことないなと60過ぎのおじさんが言っています。えっ水墨画、スゴイだけど、わかりませんか。なんなら解説しましょうか。などと心の中で反論します。
そんな人達とはなるべく離れて観るようにしたのですが、とにかく二人連れが必ず感想を言い合っています。
誰もが感想を言えるのが、若冲人気を支えているのかもしれないと前向きに捉えて、観ます。

もうどうにもならない、動きようがない列に並んでいる時、直ぐ後ろにいた50代のおじさんがニワトリの足がオカシイ、アレでは岩がつかめないはずだとか、そんな感じの感想を言い続けられて、もう、あなたは音声ガイド聞きなさいと言いたくなりました(笑)

別のおばさんが「暗い背景の中、白があるとホッとする」という感想を聞くと、なるほどなと納得しました。こんな感想もまれに聞けました。

色々な段階の若冲好きな人達が観に来ていますので、覚悟して、行って下さい。

展示は素晴らしく、本来なら若冲さんが生きた江戸時代に想いを寄せ、若冲さんの頭の中に入って行けそうなのですが、雑音に負けてしまいました。

次は集中力を高めて、臨みたいと思います。
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posted by 一日3本 at 10:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月28日

平成28年ゴールデンウィークの営業

東堂印章は平成28年5月5日(木)お休みします。
日曜日は通常通り、店舗は開いているものの、はんこ屋職人をお休みを頂いております。

<ゴールデンウィーク東堂印章の営業時間>
平成28年4月29日(金)11:00〜20:00
平成28年4月30日(土)11:00〜20:00

平成28年5月1日(日)11:00〜20:00 はんこ屋職人は休み
平成28年5月2日(月)10:00〜20:00 
平成28年5月3日(火)11:00〜20:00 
平成28年5月4日(水)11:00〜20:00 

平成28年5月5日(木)休業

平成28年5月6日(金)10:00〜20:00 
平成28年5月7日(土)11:00〜20:00 
平成28年5月8日(日)11:00〜20:00 はんこ屋職人お休み

平成28年5月9日(月)10:00〜20:00 

例年ですと、ゴールデンウィークは3日間くらいお客様が集中する日があり、
他の日はのんびり作業をするという感じです。
いつが忙しい日になるかは、まったく予想がつきません。

5月2日はいとこがいるのですが、ゴールデンウィーク中、他の出勤日は一人なので
しゃべりたい放題。しかも、花粉症のマスクがとれて、おしゃべりに拍車が(笑)

posted by 一日3本 at 11:12| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

阿蘇山を彫ったことがあります

福岡から時々来店されるお客様のために、阿蘇山を彫ったことがあります。
その方の実家が熊本だったようなあいまいな記憶しかありません。

阿蘇山という唐突なモチーフ希望に驚き、どのような形ならば、阿蘇山と認定できるのかを探るのに精一杯で、ほんとにももうとブツブツ言いながら接客しました。

はんこ屋に慣れているので、ここで色々言われても、出来上がりのはんこは素晴らしいものになると知っていますからなどと、言われました(笑)

人生の転換点を迎えそうで、それに備えて前向きになるようなはんこの注文でした。

その方がその後、どのように過ごされているか?今回の地震でどのような影響があったのか?まだ謎のままです。
自分の彫ったはんこが少しでも御守印としての効果があって欲しいと祈るだけです。
またその方が、ひょっこりとお店に現れると信じて。
posted by 一日3本 at 12:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月13日

パーフェクトな接客

当店ではんこを注文される方は、にこにこしながら、入って来ます。
以前注文して頂いたことのあるリピーターさんは、もとより、初めての方でも調べた上でのご来店なので、にこにこされているのでしょう。
手伝ってもらっているいとこは、初めてのお客様かリピーターさんか、区別がつかないとよく言っています。

そんな中、暗い雰囲気を身にまとった女性が来店され、手彫りのはんこを注文したいと言います。
このような雰囲気の方が頼むのは、初めてかもと、ちょっと驚きます。

そして、ざっと書きながら、暗くなっている理由を聞き出します。
その女性がこの話をすると涙が出るという言葉通りに涙を流し、テッシュを渡します。
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「涙は出した方がいいですよ。心の浄化になりますし。涙が出ない方が心配です。でも、しぶちかを通っている人が見ると、はんこ屋が泣かせているように見えるんですけど(笑)」

ここからは、はんこ屋が煩悩を消せない女好きな話を展開し、やっと笑ってもらえます。そんな話をしながらも手は止めずに印影イメージをざっと書けるところがいいところです(笑)

ひらがなのお名前で、実印と銀行印の2本のご注文ですので、アレンジを変えて4つ書き、その中から二つ選んで頂きます。

ご注文終了。
すると
「握手してもらえますか?」と言われました。
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乾燥と寒さでガサガサした右手を出すと、両手で包み込むように握手してくれました。
あれ、これなんだ。

涙あり、笑いあり、感動あり、はんこ注文エンターテインメント、パーフェクトな接客です。
たまにはこんなこともイイでしょう。
自分の成長に驚きます(笑)

後は気持ちを込めてお彫りすれば、この方がきっと良くなると信じて。

包み込むような握手の次のステップは、ハグかな(笑)
posted by 一日3本 at 09:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

くにくにを観る

昨日の日曜日、渋谷文化村に歌川国芳、国貞の浮世絵展を観に行きました。ボストン美術館の所蔵品です。
詳しくは「くにくに」で検索してみて下さい。

午前9時50分に文化村に着くと、30名弱の列があり、10時から入場。思っていたより混んでいません。
最初の挨拶文で370点もの作品が今回来ていることが分かりました。おおい。

一枚目を見た瞬間、小さいと感じました。
普通の絵画展は、その絵の大きさに驚き圧倒されるのですが、浮世絵は小さい。
気を取り直して観ると細かい、いったい、なん工程掛けて刷ったのでしょう?
着物の柄一つ一つが好みで、当たり前ですが、和風の素材、龍、虎、鷹など好きなもの世界です。
さすがボストン美術館所蔵品、色が鮮やかです。
もうサイズのことは気にならなくなりました。

今回目立ったのが、3枚でセットになっている作品でした。
3枚で一つの大きな絵になっているもの、男女の三角関係を表したものまでありました。
一つの大きな絵になっている作品を3枚並べて展示されていますので、これを1枚ずつ観るとどうだろうと両手をそれぞれ目の横に当て横の視界をさえぎり、一枚ずつ観るとちゃんと1枚でも完成品に見えます。
1枚ずつ完成品でそれを合わせるとさらに大きな作品になる、すごいです。

ふと、はんこでもそんなことができるのではないか、思いついてしまいました。
3本の角印、それぞれ1本ずつでも完成品で
3つ並べて押すと一つの大きな絵が現れる。いつか彫ってみたいな。
縦に並べて、昇り竜とかいいかな?などと余計なことを考えながら、観ていると。

放射線状に光が広がっている3枚で一作品になっているものがありました。
真ん中の絵から光が広がっています。
こんなはんこもありだなとじっくり観ていると、
あれ、右と真ん中の絵は、光の角度があっていますが、真ん中と左の絵は光の数があっていません。
なぜ?
元絵はこんな感じと一枚一枚バラバラに描いたのでしょうか?
それとも、版を作った職人さんが左の絵だけ別だったのでしょうか?
謎のままです。

とにかく作品数の多い展示で、後半は疲れてしまい、国貞さんの作品は軽く眺める感じになってしまいました。

観終わって、お土産ものコーナーにあった一回400円のガチャガチャをすると欲しかった猫骸骨が出ました。A51C09A5-AC15-4E43-976B-E14AD11D2A2E.jpg
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2016年03月23日

モデム故障

平成28年3月23日(水)から3月25日(金)午後くらいまで、お店の電話が通じません。

モデムの故障が原因と思われます。
交換のモデムが届くまで、電話が通じません。インターネットには接続できますので、メールの送受信はできます。

ご不便をお掛けして申し訳ありません。

東堂印章 荒見
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2016年02月05日

違いがわかるのでしょか

当店のショップカードは、周りに軽く情報を印刷し、干支をモチーフとした手書き版下、ゴム印を真ん中に押したものです。
毎年ゴム印は変わっていきます。

今年、新たな台紙を使ったものも、用意してみました。
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どちらがコストが高いかわかりますか?
4倍くらい違います。

下の方が手漉き和紙なので、高いのです。
説明して納得された方に高い方、渡してます。

更に、北斎さんがひらがなをアルファベットの筆記体風に書いてあるものがあって、それを真似て、とうどういんしょうをひらがなで書いてみたのか、このゴム印です。
このゴム印こそ、ホントはスゴく高いのですとオチのような自慢のような話をして、ショップカードの話を終えます。
posted by 一日3本 at 23:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月05日

恭賀新年

昨日より営業を開始しました。
新年の初日、最初の1本の注文があるまでは緊張します。
このところ午前中か午後でも早い時間に1本目の注文があり、緊張する間もなかったのですが、今年は午後4時過ぎても手彫りの注文がありません。
逆にクイックトウドウの機械彫りの注文はあっさりとありました。

仲良しのお客さんが名刺を頼んでくれたり、お年賀タオルを持って来てくれたりしましたが、あれ、はんこの注文は?
緊張感が高まってきました(笑)

5時近くに、ちゃんとしてはんこを持ちたいという男性が現れ、手ごたえを感じる説明をしたのですが、時間がないので注文は後日ということになりました。

ホントに今日は注文ないかも、でも仲良しのお客さんが何人も来て、また手ごたえを感じる説明もあり、ネットからはお正月休みの間に注文もあったので、まあこんな年もと思い、印刻作業を進めていると、先程の説明した男性が戻ってきてくれ、注文して下さいました。
丸顔好きと気が合い、より想いを込めてお彫りできます。

ところで、東堂印章からの年賀状届いていますか?
今年はスターウォーズと北斎さんをリスペクトしたものになっています。
丸に恭賀新年と直線的に書いたものが、ミレニアムファルコン号ぽくて気に入ってます。他の創作の意図すべてを気付く人はいないと思います(笑)

では、なすべきことをして、なるべきものになると自由に生きていきますので、今年もよろしくお願いします。

2016年1月5日
posted by 一日3本 at 10:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月30日

12月31日から1月3日までお休みします

しぶちかはんこ屋、東堂印章は
平成27年12月31日から平成28年1月4日までお休みになります。
ご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。

現在納期は、通常1カ月、最短で2週間くらいです。
例年2月、3月はもっと納期がかかってしまいます。
お早めのご来店お待ちしております。

平成27年はマイナンバーに踊らされた年でした。
もう何月だったか忘れてしまったのですが、マイナンバーと銀行口座を将来結び付けることが閣議決定され、電子認証メインの世界が迫ってきていることに再認識しました。
ちょっとマイナンバーことをネットで調べると、役所の書類に関する利便性や税の公正化より、預金残高も土地や建物と同じように資産と見なし、そこに税金をかけることこそが、主目的ではないかと思えました。
そこが目的ならば、手段を選ばず、電子認証を推し進めていくのではないか。
自分がはんこ職人として、現役の間は、もう意識を高く持っている職人さんが少ないので、食べていくには困らないと思っていました。しかし、はんこが実用品で無くなった時どうなるのか。
しばらく、もんもんとしていましたが、少しずつでも、実用品でないはんこの注文を増やしいこうと心に決めました。
一つは外国人観光客さん相手の機械彫りです。70万円くらいで機械を導入、いとこに1時間で作らせる作戦です。9月から始め、資金回収に半年ぐらいかかりそうですが、外国人さんが喜んでいるのを見て、嬉しい気分になれます。
手彫りを頼んで、後で送ってくれという外国人さんも現れました。

もう一つは、はんこをロゴ的に作ることです。手間がかかるので、あまりしたくないのですが、他にはないものですので、押して自慢できるはんこを目指してお作りしています。12月は業界の人(鳳凰)イタリア人女性(新幹線)が作ってくれました。

逆にマイナンバー導入によって、実用品ではなくても、充分はんこの需要があると気付けて良かったです。

9月後半から12月中旬まで、会社印の注文がとても多かったです。
その理由の一つがマイナンバーです。
平成28年からは個人事業主さんが企業から支払いを受ける時、個人のマイナンバーを伝える必要が出てきてしまいます。
そこに不安をおぼえて、会社組織にする方がかなりいたことを12月になってやっと気付きました(笑)
特需です。

マイナンバーについて書いたことは、聞きかじりですので、間違いがあるかも知れません。ご確認お願いします。

八風吹不動天辺月

年賀状作成時の下書き
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posted by 一日3本 at 10:26| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月23日

2015年12月24日

クリスマスイブ、お店にいません。
なんと、今年は少女時代のコンサートが12月24日にさいたまスーパーアリーナであるんです。
いとこにお願いして、コンサートに行けることになり、24日は午後からお店にいません。

残念ながら席は400レベル(4F相当)なので、よく観られませんが、イブに少女時代コンサートと行けるだけで大興奮です(笑)

このために12月は飲みに行くのも止め、ひたすら彫っていました。
ご不便をお掛けしますがよろしくお願いします。
尚、お引き取りは、いとこがおりますので
問題なくできます。

では、楽しんで来ます。
皆様のところにもステキなイブ、クリスマスが来ますように。
posted by 一日3本 at 23:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月17日

10月18日完全休業

平成27年10月18日(日)完全にお休みになりますので、印鑑のお引き取りもできません。ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いします。

いつも手伝ってもらっているいとことは、別のいとこの娘さんの結婚式のためのお休みです。
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posted by 一日3本 at 23:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする