神社やお寺に行くと、書き置きの御朱印を拝受していました。
今は、御朱印ブームが続いていても、拝受しません。
はんこ屋という職業柄、どうしても御朱印の中に押してあるはんこに目がいきます。
良いはんこが押されていることの方が稀で、
これパソコンのフォントで酷いなと思うことが
多いからです。篆書の字が間違っていたこともありました。
明治神宮の御朱印のはんこは、まともなので、
木に彫ったものか聞いてみたところ、最初は木だったそうですが、現在は昔のはんこの印影を元にゴム印にしたそうです。
御朱印帳をお預かりして押す場合、紙の質の問題でゴム印の方がきれいに押せるので、ゴム印になったそうです。
本来は木のはんこを使うべきなんですがと、
とても申し訳なさそうに言われたのが、好印象でした。
神社の御朱印のはんこは、神様の分身であると
聞いたことがあります。
それが欠けていたり、
はんこの素人が機械でレイアウトして作ったもので良いのでしょうか?
御朱印のはんこはゴム印で良いと言っても、そのデザインはプロが手でした方が絶対良いものが出来上がりまず。
では、どのくらいの金額が妥当なのでしょうか。
ゴム印用版下作成費(デザイン料)とゴム印作成費の二つに分けた方が分かりやすいと思います。
1.見本のあるもの
現在あるいは過去使っていたハンコの印影から、手で版下を書き直します。完全な印影でなくて構いません。
デザイン料(版下作成費) 11,000円(税込)
ゴム印(耐油ゴム)作成費 1p×1p:@400円
例:6p角のゴム印
6p×6p×@400+11,000=25,400円(税込)
納期:2週間
2.見本のないもの
現在使っているものとイメージが違うもの、新しく作るものなどをご要望をお聞きして、デザインします。
ラフデザインを書いて決めていきます。
デザイン料 33,000円(税込)
ゴム印(耐油ゴム)作成費 1p×1p @400円
例:6p角のゴム印
6p×6p×@400+33,000=47,400円(税込)
納期:3週間
3.モチーフを入れた大作
デザイン料 100,000円(税込)
ゴム印(耐油ゴム)作成費 1p×1p @400円
例:9p角のゴム印
9p×9p×@400+100,000=132,400円(税込)
このデザインの場合、
どうしてもその神社仏閣に行きたいのと、お話をお聞きしたいので、東京の渋谷からの往復交通費、場所によっては宿泊費がかかります。
納期:1ヶ月
納品物はゴム印とデザインデータです。
イラストレーター.aiと写真データを予定しています。完全売切りなので、このデータをどのようにお使い頂いても構いません。
ご検討お願いいたします。
2023年6月1日
東堂印章 荒見
info@hanko-shibuya.com