2008年03月05日

サンズイについて考える

お名前にサンズイが付く方は、とても多いです。
サンズイを彫らない日がないとさえ言えそうです。
水の豊かな日本ならではのことでしょうか。

通常、縦に入れる場合と横に入れる場合で、
サンズイの形を変えます。
縦の場合は、小篆をベースに、
横の場合、フルネーム入れる場合は
印篆をベースにした形が良いでしょう。
左が小篆、右が印篆
sanzui.JPG

この二つの形を覚えると、飲食店などにある篆書に
サンズイを発見できると思います。

河田さん例に、印相体縦、横を書いてみましょう。
sanzui2.JPG
縦に入れた場合、漢字が横に広くなりますので、
小篆ベースの方が良いのです。(左)
横入れの場合は、注意が必要です。
サンズイの左右はあくまで、点なので、
点で一番上のところにつけて欲しくないのです。(ダメ例真ん中)
本線で一番上と下を付けましょう。(右)

画数があるもの、3つの部位に分かれている漢字、
例えば『瀬』の場合は、
sanzui3.JPG
サンズイを三つの点にしても良いのですが、
そうしてしまうと、
漢字の中心が、左にズレてしまいバランスが悪くなります。(左)
そこで、3つの点を今のサンズイに近い感じに曲げてみましょう。
すると断然バランスが良くなります。(右)

さらにサンズイの点の一部を龍にすると面白いものになります。
sanzui4.JPG
ここまで、できるようになる必要はありません(笑)

<銀行の窓口さんへのお願い>
このような印鑑を銀行印として登録に来たお客様には、
驚いて感動して下さいね。
「わぁこれ龍ですね。細かい!龍が昇っていく感じで、
 私もこんな印鑑欲しいです」
このように感動を伝えて下さい(笑)

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posted by 一日3本 at 10:23| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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