2005年10月18日

はんこ屋職人養成講座6

<印相体@>
 印相体(いんそうたい)は、簡単に言えば、
 篆書(てんしょ)を八方位に伸ばしたものです。
 そのため八方篆書体とも呼ばれています。
 単純に伸ばしていけば良いか、といえばそうではなく
 全体の調和が大切です。
 滑らかにカーブするように彫ることも大切です。
 枠を均一に細くすることで、字が浮き出て、
 生きよいのある印鑑になります。

 また、二代目の父がこだわっていたのは、文字と文字の接点。
 写真はこのブログ用に印相体でざっと書いた「木下」です。
 普通ならば、「木」の真ん中の棒も「下」に付けるのですが、
 あえて、真ん中の棒は下の字とつけません。
 このつけない事で、文字が互いに読みやすくなります。

印相体木下S.jpg

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posted by 一日3本 at 20:34| Comment(2) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「印相体(いんそうたい)は、簡単に言えば、
 篆書(てんしょ)を八方位に伸ばしたものです」
へぇ〜
テキトーにハンコを光電機で彫るのって簡単そうでいいですね〜
Posted by 適当太郎 at 2008年08月30日 20:25
太郎さん
たくさん読んで頂いたようで
ありがとうございます。

どうぞ自分の信じる道をお進み下さい。

色々心配されているようですが
ひとつだけ、言えることは、
消費者は、賢いということです。
Posted by 一日5本 at 2008年08月30日 22:57
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