英語を話せるか聞いてきました。
もちろん答えは
「ア リトル」と手でちょっとだけの
ジェスチャーつきで答えます。
「I'm an artist.I'm a painter」
アーチストでペンキ屋さん?
前衛芸術?
ペインターは、ペンキ屋さんではなく画家ですよね。
落ち着いてはんこ屋さん(笑)
しぶちかの通路をペンキ屋さんに塗り直して欲しいので、つい。
で、この人は、落款印みたいなものを求めているのだなと
見当をつけます。
するとlotusとハスの花をざっと書きました。
蓮の花入り落款印は、彫り師さんに鍛えられていますので
それを見せると、周りの字は何だと聞いてきます。
どうやら、蓮だけ彫って欲しいようです。
このマルさん、3週間滞在していて、うちのようなお店を
探していたそうです。
しかし、もう2日後には、日本を発たないといけないそうです。
英語はちょっとだけなので
「3weeks」と驚いたように
「2days」と残念そうにいいました(笑)
はんこ屋なので、文字が主役ですから
蓮だけ彫ってもなと思ったことと
忙しいなかで、2日で彫り上げる自信がなかったので
ご注文は受けませんでした。
このマルさんに三代目が彫った印影を見せて
一番気に入ってくれたのは、モチーフ入りではなく
白文で小篆で彫ったオーソドックスな落款印でした。
まだまだです。
マルさんに名前を聞かれ「あらみ」と答えると
ちゃんと聞き取っています。
珍しいことなので
どこのお国かお聞きすると
「トルコ」でした。
流石に親日国、日本語の発音に慣れているのでしょうか。
マルさんは、7月に清水寺と言っていたようですが
それが、何か展示会なのかどうかまではわかりませんでした。
そして7月に当店に再びやってくるかもわかりません。
今日は西麻布の方(日本人)が、まわりにはんこ屋がなくなり、
探して当店に来られました。
それぞれ、はんこ屋が少なくなっていくのを実感する出来事です。
それにしても、
はんこ屋探しは、インターナショナルになってきたようです。
でも英語はア リトル(笑)
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