2005年09月20日

はんこ職人養成講座2

はんこにとって一番大切なことは、
その印鑑、印影がひとつしかない事です。
同じものが何本もあっては、ゴム印と同じことです。
同じものがないことが前提で、日本の印鑑社会がなりたっています。

チタンのハンコは、
設計図が手に入れば簡単に同じものが出来てしまうので、
国の大切な印鑑には使用できないとお客さんから聞いたことがあります。

チタンでなくても単純な機械彫りでは、同じことです。

ハンコのチェーン店では、
どこの支店で頼んでも同じハンコが出来るそうです。
100円ショップのハンコは、
彫らずにプラスッチックを型に流し込んで作ってるそうです。

もうひとつ重要な事は、偽造しにくい印鑑をつくる事です。
スキャナーで読み取って機械でハンコを彫る偽造犯罪集団もいるそうです。
枠と文字が接している所は、機械では上手く彫れないので、
大切な印鑑は印相体の枠に付ける書体をススメて下さい。
恐れずに、印刀を持って仕上げをしてみましょう。

お店の地図、インターネット通販は東堂印章公式サイトへ

posted by 一日3本 at 18:31| Comment(1) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「大切な印鑑は印相体の枠に付ける書体をススメて下さい。」・・・悪いご冗談を!
Posted by 冗談太郎 at 2008年08月30日 20:19
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