現在いる東京のはんこ職人さんが5年後には、
年齢による引退で半分になることが予想されている。
はんこを押す機会はますます減る傾向で発展していく業種ではなく、
家業を継ぐ人も少ない。
例え継いだとしても安易な機械彫りに流れる人も多い。
自分で彫れるのは、1日5本程度。
ちなみに昨日は、会社の登記印・銀行印・角印各1本、
外国人の実印1本、認め印2本の計6本。
そこで少しでも良い印鑑をつくるこつを、
思いついた時に書いておくことにします。
<古印体(こいんたい)>
もっとも認め印で使われいる書体。
一番注意するのは、この書体は字のバランスが崩れない程度に
文字を枠に付けることです。
ひとつの文字の中に太い所と細い所ができるよう強弱をつけます。
(ここはセンスです。)
同じ太さで作ると丸ゴジックの様に見えてしまいます。
中の文字が引き立つよう外枠を細くします。
ただし、1文字の名字の方は枠に付けると大きく見えるので、
お客様に枠につけるかどうか希望を聞くと良いです。
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2005年09月13日
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