2022年06月07日

ZEN展を終えて

昨年2021年8月から2022年3月まで、はんこのデザイン展開アート展開と言い出して、デザイン系のコンテストに応募してみたり、ZEN展という公募展で埼玉県立近代美術館、銀座の大黒屋ギャラリーで、ハンコを展示してみました。
色々と分かったことと、入賞しなかった言い訳を考えてみました(笑)

1.コンテストには受賞者、受賞作のイメージがある。
ユニクロさんのUT Tシャツコンテストでは、グランプリ、準グランプリ受賞者はアメリカのデザイン会社のインターンとして働けるとなっていました。インターンとして働けるというのは20代の受賞者イメージで、商品化された受賞作のTシャツを見ると、スヌーピーのマンガのようなデザインでした。
そのような作品を望んでいたのですね。
はんこ屋の自信作はこれでした。
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家の仕事を継ぐ前に、博覧会の仕事をしていた時、入場100万人目の人に記念品をプレゼントという企画がありました。
だいたいそのあたりで、若いファミリーとターゲットが決まっていました。自分も同じようなことに関わっていました(苦笑)

2.ライバルがいないということはジャンルが無い。
はんこのデザインという限られた世界で、それを追求している人が見当たりません。
ライバルがいないというだけでなく、はんこのデザインというジャンルがありません。
モネの庭のコンテストでは分野が、絵画、写真、立体造形でした。
ホントは来庭記念スタンプ(シャチハタイメージ)のデザインで応募したかったのですが、どの分野にも、イマイチ違うような。
そこで、はんこを彫って立体造形で応募しましたが入選しませんでした。
これを足掛かりに、フランス本国のも作るつもりでした(笑)
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ある公募展の会員の方が来店され、はんこを注文された際に、公募展の謎についてお聞きしました。多くの公募展が出展料と書きながら、実は審査料で、審査に通らなければ、展示されないことがわかりましたと言うと、
確かに審査料ですね。
公募展に出す前に、その公募展を観に行き、はんこのデザインについて分かる人がいるか、確かめた方がいいですよとアドバイスして頂きました。
審査員は、分からないことは落としますからと教えて下さいました。

3.ZEN展の良い点、イマイチな点
ZEN展の素晴らしい点は、出展料は本当に出展料で、審査無く展示することができます。
ハードルが低く、たまたま美術館で展示できるからと選んだ公募展がZEN展で良かったです。
公募展の仕組みは、ZEN展が終わり、次の公募展を検討している時に分かりました。
ZEN展のイマイチな点は、観に来る方々が出展したアーチストさん、作家さんの知り合いであることです。
銀座の大黒屋ギャラリーでの展示は場所柄、良いお客様になる人達が来るのではないか?と期待していました。
そんなイメージしていたお客様は来ないことが分かり、アーチストさん達に落款印の良し悪しを説明していました。
隣りに展示していたから、ご注文を頂きました。
禅と花鳥風月というタイトルで作品を彫りました。D9BEFEF9-61D0-4EAE-878A-316072040C8A.jpg

4.総括
自分が作り出す、はんこ風デザインは他に同じようなものが無いことに気付きました。
色々応募していれば、それを面白いと感じて頂ける人が現れるに違いないと思っていました。
結局、はんこ風のデザインの良し悪しを分かる審査員がいなかった、あるいは受賞作イメージを凌駕するほどのものではなかったのでしょう。
日本でのデザイン、アート展開はした事とは違うアプローチが必要なようです。
でも、新しい事に挑戦した楽しい期間でした(笑)
posted by 一日3本 at 07:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする