2022年01月27日

印鑑デザインルール<1.丸印のデザインルール共通>

1.丸印のデザインルール
1.1書体共通
1.1.1朱文が基本
はんこの彫り方として文字を残す朱文(しゅぶん)と文字のところを彫る白文(はくぶん)があります。文字通りはんこを押した時、朱文は文字が赤くなり、白文は文字が白くなります。
角印の見本ですが上が朱文、下が白文です。
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白文は実印、銀行印として基本認められません。
これは想像ですが、白文は朱部分が多く、完璧に押すことが難しくて、本来なら朱の部分に抜けが発生して登録した印鑑と押印された印鑑の判別がつきにくいからではと考えられます。
また、手で彫ると垂直には彫れず、断面に角度がつき、白文の場合は特に、押し方、朱肉によって文字の太さが異なってしまいます。
白文は実用的ではなく、落款印以外は朱文でデザインを考えましょう。
posted by 一日3本 at 07:32| 印鑑デザインルール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする