2021年07月23日

レコードに針を落とすと

地元のTSUTAYAさんのCDレンタルが終了しました。寂しい限りです。
Shibuya TSUTAYAさんはCDレンタルも継続中です。
TSUTAYAさんでCDをレンタルして、iPhoneで音楽を楽しみ、偶にDVD付きCDを購入という感じでした。
緊急事態宣言中は、時短営業では、そもそもTSUTAYAさんの営業時間中に行けなくなりました。
Amazonミュージックでだいたい聞けてしまうので、無理してCDレンタルに行かなくなってしまいました。

一番音楽を聴きたかった高校生、大学生時代にCDはなく、レコードでした。
YouTubeや試聴機も無く、好きなアーティストさんのアルバムが出ますと、買って来て、ターンテーブルにレコードをのせ、ドイツ製のコロコロのような埃とりでレコードの埃を取り、針を落とします。
音楽が流れ始め、次の曲はどんな曲だろうと、ワクワクしながら聴きました。
こんなワクワク体験、情報が多くなりCDでは無くなっていました。
CDの良いところは個人的には針飛びがないことです。
今の若い世代の人達でも、あのレコードに針を落とした時のワクワク感を体験できないと思うと
なぜか優越感があります(笑)

甲斐バンドの甲斐よしひろさんが、甲斐バンドのアルバムをブルーススプリングスティーンのザリバーというアルバムをミキシングしたボブクリアマウンテンさんにお願いしたことがありました。
その時の話で、曲間の空白時間を前の曲のテンポで数えて決めていたと話していました。
何もないところにアートには意味があるのですね。
あの時、ワクワクしたアルバムを聴きたいと思い、結局Amazonミュージックで聴きました(苦笑)
posted by 一日3本 at 07:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする