まず注意点は、小篆より古い文字は、印鑑登録できない地方自治体があるということです。
気を付けましょう。
印章新体とは、全日本印章業協会が出している字林で、日本にしかない漢字を篆書風にしたものです。
この本でしか、こんな名称を見たことがありません(苦笑)
印篆と印章新体を合わせて篆書体という、イメージです。
前回書いたように吉相体は印相体を真似たものと思われまず。
結局のところ、印相体と古印体が日本で生まれ書体です。
印相体で気をつけてるべき点は、アレンジしすぎて読めないものは、印鑑登録できない場合があることです。
もう一つは、縁起担ぎから霊感商法に結びつきやすいことです。
幸いなことに、ハンコレスとはんこ職人の少ない時代ですので、そこが作る印影をよく見れば、
分かるはずです。
機械彫りでは印相体はまともに彫れません。
結局のところ、古印体と印相体が日本生まれの書体です。
日本のものを大切に。