出来上がり、見比べてみると、
あらためて出来の違いに気付きました。
それはサイズの違いだけではなく、
作り方の違いから来るものでした。
普段、手作りのはんこは
最初から最後までレタリング作業です。
印稿を書く作業は最初は線で、
段々と太くします。
仕上げ彫りは段々と細くします。
何度も書いたり、削ったりしながら、
文字と枠を整えていきます。
一方、手書き版下のシャチハタは
版下作りしか自分ではしませんので、
普通のはんこの印稿より丁寧に版下作りをします。
これで良しという自分には完成ポイントがあります。
その版下をシャチハタさんに渡して、原寸でとお願いすると1週間くらいで出来上がって来ます。
他にはないシャチハタになります。
でも、普通、版下よりはんこにした方が良くなって当たり前のはずが、
シャチハタの場合は版下より少し太く出来上がり、それが印面全体ではなく、偏りがあり、
枠の太さが不均一に出来上がってきます。
もし可能なら、全体的にひと削りしたいところです(笑)
でも、シャチハタのインクが抜けていくと、
はんこ屋が思い描いた印影に
近付いていく感じです。
緊急事態宣言ばかりなので、ずっと5,500円で手書き版下のシャチハタネーム9を作っている感じです。
他にはない、シャチハタになりますので、宜しければ、どうぞ。
【関連する記事】