2021年04月21日

荒見神社の御朱印のはんこ

新店舗を開店ので前に、京都の荒見神社にお参りに行きました。
姓が「荒見」なので、縁を感じて行ったわけですが、そこの御朱印に押してあるはんこがあまりにも酷く、プレゼントしたら、使ってもらえますかと聞きました。
お金を払いますと言われましたが、思っているよりかなり高いと思われることもあり、いらないです。
そして、手の空いたところで荒見神社さんのはんこを考えました。
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下のようなイメージで、神社の前にあったケヤキを入れたいと思いました。
短い納期で、彫らなければならないことも多く、まとまった作業時間取れないのと、現在の荒見神社さんのはんこを見てしまうと、一生懸命作成しても伝わるのかと、テンションが上がりませんでした。

ところが御朱印集めが趣味という人が来店され、
「延喜式内社」の意味をお聞きすると、千年以上続いているということですよ。延喜式(えんぎしき)だけの御朱印を集めている方もいますよ。
延喜式の重要性を教えて頂きました。
さらにその方に、
「御朱印の中のはんこは、神様そのものです」と教えて頂きました。
急に、神様を作るならと御朱印用のはんこを作る気になりました。
「延喜式内社」は真ん中にレイアウトしてと決めると、不思議に全体像が見えてきました。
デザインを思いついてから結局3日間かけて、ゴム印用版下を完成させました。

御朱印帳を持って来られた場合、どのような紙が使われているかわからないので、ゴム印が主流となっているようです。

さらにその方に、今、神社では、御朱印が1番の収入?になっている所が多いことを教えて頂きました。

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アイデア考え、版下を作成する時間を考えると
10万円プラス一度は見たいので出張費をいただかないと作れません。
神様を作るのですから。

荒見ハンコにご注文、
いかがですか?
他にはないものが作れます。
posted by 一日3本 at 19:55| hankoのデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする