最初の緊急事態宣言中、電話で、結婚の時に当店で手彫り印鑑を頼んで頂いた方から、赤ちゃんが生まれたので、その子用の銀行印を作りたいのですが、電車に乗りたくなくてと何人かから言われました。
その時に、オンライン接客は必須かなと思い始めました。
しかし、しぶちか店の頃は、人通りがあり、ドアも無く、2坪のお店ではオンライン接客は無理でした。
移転し、扉もあり、8坪で、お客様は基本電話があってからのご来店なので、オンライン接客の環境は整ってしまいました。
71歳の仲良しのお坊さんがオンライン法要を始め、さらにはバーチャル寺院参拝まで、考えていて、zoom嫌いの自分ダメじゃんと、思えました(笑)
そのお坊さんに、最初のセッティングさえ出来れば、後は簡単だよと言われました。
カメラの付いていないノートパソコンしかないので、カメラとヘッドフォンマイクセットを4千円くらいで購入して、後はzoom接客する相手だけです。
いつも、ぶっつけ本番の人生です。
新しいことは練習しておいてするのではなく、実際に注文、必要があってからするタイプです。
案の定、zoomを1度も使わない状態で、
zoom接客をすることになりました。
<オンライン接客前にすること>
注文する印鑑を決める。
何に使用する印鑑か。サイズと印材。
印刻する文字。
モチーフを入れる場合はその資料。
支払い方法
希望納期の確認。
<オンライン接客ですること>
印相体の簡単な説明
雑談しながらのラフデザイン書き
ラフデザインの確認。
<オンライン接客の後>
メールでラフデザインを送る
徳島県の鴨居まさね先生のファンからの注文ですので、モチーフを入れたいことでしょう。
オンライン接客をする前は、モチーフ入りの印鑑のネットからの注文はできませんでした。
オンラインで、ラフデザインを見せることができるのなら、モチーフ入り印鑑のご注文でも大丈夫です(笑)
zoomで招待して頂いて、オンライン接客開始。
思っていたより、音声は良く、
200万画素のカメラでは、印鑑の実サイズでは、良く見えないようです。
4本のご注文でしたので、3本目の時に、ラフをザッと書いているところが見えないので、つまらないですよねと言うと、ご主人がカメラを手元が映るようにすればとアドバイスして頂きました。
ラフを書いている時にカメラを左手に持って、手元を映せば解決です。
4本で1時間ちょっとは記録的に早い接客時間でした。事前に少し準備しましたし、ネットでは喋ってはいけない話題を自然と避けた効果でした(笑)
初、オンライン接客が終わった時に充実感がありました。
ラフデザインをLiveで書くことは、お客様と一緒に考えている感があり、例えオンラインであっても自分にとってもいいことでした。
その時のお客様の感想に続く。