2020年11月11日

松竹梅

松竹梅がそれぞれどんな意味の縁起物であるか、知らなかったです。
しぶちか時代からのお客様が新店舗への開店祝いで、印鑑のご注文に来て頂きました。
しかも、食べたことの無かったバターサンド持参です(笑)

しぶちか時代にたくさんのご注文を頂き、今は実用品のはんこではなく、手紙などに押す落款印風のもののご注文をして下さいます。

いくつでもご注文できるのですが、作る側としては、バリエーションを持たなければなりません。朱文、白文と作っていますので、今回はどんな感じにしますか?と話している中。
えん印相体はどのように思い付いたのか、聞かれました。
自分でも忘れていましたが、ブログを通して親しくなったタイヤ屋さんのために字を丸くすることを思い付いたことが始まりでした。
今は縁が繋がっていくイメージでえん印相体をお彫りしています。

四角いはんこで、3行にして、真ん中に、お名前を繋がる感じで書き、左右の空間にモチーフを入れるのはどうでしょうか?

モチーフを考えるのに、どのようなものが好きですかと尋ねたのですが、具体的にこれというのが内容です。

そんな中、お店にある欄間に気づかれました。
富士山に松竹梅。
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松竹梅、それぞれとんな縁起物か知っていますか?
実はこのお客様来店の2時間くらい前にたまたま本を読んで、はんこ屋もそれぞれの意味を知りました。
松はいつまで緑なので、不老長寿。
竹は真っ直ぐ伸びて、天に繋がっているので、神事に用いる。
梅は、寒さ耐え、真っ先に花を咲かせる。人間の生き方の模範とされている。
これから、梅の花を見る目が変わります。

で、この方のはんこは富士山と松竹梅を入れることになりました。
やまが当たったような、いつもの様に自分で作成の難しいはんこにしたような(笑)
posted by 一日3本 at 09:26| 縁起物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする