2020年02月26日

印章業とコロナウィルス

コロナウィルスの影響はあまりないと思っていました。
もともと中国の旅行者からのお土産的なはんこ注文はほとんどなく、印材も日本のものを使っているので、あまりうちのお店としては、影響がないハズでした。

昨日、印材屋さんと軽く話をしました。
薩摩柘は、おそらく中国の工場で加工しているので、入らなくなってしまうかも知れません。
谷川商事さんの商品も入りにくくなると思います。プラスチックのケースとかですね。
なんでも2ヵ月後に影響が出ると思われます。
そうなんですね。
はんこ屋のみなさんの売上はどうですか?
2月は不味いですね。
3月も期待できませんので、今年の夏にはんこ屋を閉じるお店が何店舗も出ると思います。
そう、あの震災は3月11日でした。本来売上の上がる3月4月に上がらず、あの年の夏に廃業してしまうはんこ屋さんが多数出たようです。
まさに、その感じに近いのでしょう。

しぶちかを通る人が2週間前から、ガクッと減りました。
本来ならば、4月からの新生活に向けて、売れる時期のハズが普段の月とあまり変わりません。人があまり出歩かず、前もっての準備が出来ず、ギリギリのタイミングで来店頂き、本来手彫りのご注文の感じのお客様が納期の関係で、機械彫りになってしまいます。
ロゴ制作など新しいことをして、前年同月比と同じくらいの売上です。

外国人をちゃんとターゲットにして商売をしなければ、どの商売も成り立たなくなりつつある中でのこのウィルスの影響は計り知れません。
また世界の工場としての中国がその役割ができなくなり、外国人が日本を訪れなくなるだけでなく、モノも入って来なくなりつつあります。

銀行がシステムダウンした時に、印鑑が活躍したようです。今回は出歩かない方向ですので、アナログなはんこがどんな役割を担うか想像できません。どんな出番があるかわかりませんが、その時には、アナログの素晴らしさを伝えましょう。

唯一の朗報は、昨年からこの時期に記録的に認印が売れるようになっていることです。その理由は、学校の卒業記念にハンコをプレゼントされていない世代が社会人になったからと思われます。

お客様から聞いたところ、建設業の電子部品の多くが韓国で部品を作り、中国で組立だそうで、もう入って来なくなっているそうで、更に深刻なのは石だそうです。
ほぼ全て中国の石を使っているのに入って来なくなっているそうです。

飲食店の方は、外国人で賑わっていたのに2週間前からガクッと減ってしまい。
3月は毎年桜の花見で、外国人がたくさん来たのにと、自分の努力で解決できない問題でも、とにかく下を向かないようにと頑張っていると言っていました。

お隣の3COINSさんは、ほぼ中国の工場で作ったモノなので、納品が遅れていて、入ってくるものと入ってこないモノがあるそうです。

コロナウィルスが与える経済的な影響は、どこにも出ています。
もちろん少しでも早く病気を制御下に置くことが最重要と思いますが、経済的な影響も、どこかで考えて欲しいです。

なんでもコロナウィルスのせいにしてしまうのは、簡単ですが、ピンチの時こそ、チャンスがあると考えて、色々とチャレンジしていきます。




posted by 一日3本 at 11:55| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする