当店のホームページを見て、来てくれたそうです。
手彫りですと2週間かかることを伝えると、時間がないので、機械彫りの当日でいいとのことです。
お二人の名前を漢字に当てはめます。
次に印材は柘の12ミリ丸で、ケースは東京の職人が作っている良いケースに決まりました。
男性が女性のはんこの方に、桜が入りますか?
と聞かれました。
機械に桜は入っていないし、どうする?
桜モチーフを書いて読み込んで、そこに機械の字を入れれば、できそうです。
3時間かかりますができます。と答えました。
まあ、はんこは素人のデザイナーさんにできて、はんこのプロができないわけありません。
でもモチーフパターンがあって作るのは簡単ですが、3時間のうちにパターンまで作らなければなりません。
そんなことを考えながら、ざっとイメージを書きました。
今度はその男性が、僕のはどうする?と嬉しそうに笑いながら聞いて来ます。
自分のものも何か入れるんですね。
もう出来ないとは言えないし(笑)
富士山はどうですかとざっとイメージを書き、決まりました。
後はこのあたりに文字を入れることを想定してモチーフパターンを2つ書きました。
そこに古印体で文字を入れ込みます。
機械に彫らせて、彫り切れてないところと枠を軽く整えます。
手彫りのはんこを100点がとすると、
まあ、65点くらいですが、まずまずのできです。
外国人のお土産でも、うちでしかないものをと考えている中での出来事でした。
オリジナル感あるでしょ(笑)
新サービスの値段を考えよう。