2017年09月12日

落款印へのアプローチ

そろそろ落款印を営業品目として、押し出していく時期が来たなと思い始めています。
最近落款印をご注文しに来店された方は、ネットから注文できるところもあったが、直接相談しながら、注文したかったと言われました。

当店では
落款印といっても、石に彫るのではなく、柘の木か黒水牛などツノ系にお彫ります。
石に彫った風に意識的にガタガタとさせますので、模刻と言われています。

白文は文字を白抜きに彫るもので、御自身で彫る場合はこちらの方が作りやすいと思います。
白文で石に彫った風に、入り組んだ感じに彫るのは、今のところできません。

白文と朱文の2本作る場合、白文はオーソドックスな角張った篆書で姓名を彫り、朱文は雅号をやわらかく小篆で彫る場合が多いので、白文を凝った感じに彫らなくて良いので、これならばできます。

白文の凝った感じの落款印が欲しい方は、石に彫る篆刻作家さんにお願いした方が良いと思います。

バーバラさんが書を習いに行き、バーバラさん用に彫ったオーソドックスな落款印を書の大先生が見て、認めて下さいましたので、落款印お彫りしますと言っていいかなと思いました。

バーバラさんに以前は24ミリにお彫りしましたが、作品に合わせて、小さいものを作ろう、オーソドックスではなく、自分らしく彫ろうと作った18ミリ角のはんこがこちらです。

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印相体と篆書体の中間くらいのイメージで、偏と旁(つくり)のバランスを意識的に大きく変え、上出来と思っていました。

ところが書かれた作品と合わせてみると、はんこが目立ち過ぎてしまいます。
これはダメだと、サイズを小さくして、文字ももう少し細くして、彫り直して完成です。

積極的に注文を取らなかった落款印はまだ100本を少し越えるくらいしか彫っていません。
(実用的なはんこは、年間で900本くらいお彫りしています)
そのためか?
ラフデザインを決める接客にも時間がかかります。
そして、必ず1本練習で粗く彫ってみてから、本番に臨みます。
後200本くらい彫れば、一発勝負ができるようなるでしょうか。

文字のアイデアを蓄積できれば良いので、
彫らずにイイと思った落款印の印影を見ながらスケッチの様に書けば、なんとかなりそうです。

まずは、色々考慮して、やる気が出る金額を決めましょう(笑)

つづく。



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posted by 一日3本 at 22:09| 落款印へのアプローチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする