「モチーフは、狛犬ではなく狛猫をお願いします」「はあ」
猫の写真を2枚見せられます。
座って口を開けている猫と伸びをして口を閉じている猫です。
「これで阿吽で、ネコを狛犬風に。はんこ屋さん上手じゃないですか」
上手なのは絵を描くことではないんだけれど、無茶言うなと心の中で思います。
リピーターさんなのと、手土産を頂いているので、ノーガードです(笑)
本来絵の上手な人ならば、これで阿吽の猫のイラストを描けるはずですが、はんこ屋にはその能力はありませんので、写真の猫の形に渦巻きを加えてしっぽを狛犬風にするとそれらしくなることに気付き、ざっと書きました。
本番に臨み、やはり小さな丸の中にこれを収めるに、多少猫の形を変え、これで阿吽とわかるのかなという小ささですが、本人が阿吽を意識していると分かっているからいいでしょ(笑)
とにかく、完成しました。
大変だったな。
受け取られた後に、とてもとても美味しいフルーツが送られて来ました。
ありがとうございます。
頑張った甲斐がありました(笑)