見るからに旅行者なので、機械彫りのお土産だなと思います。
最初はいとこが接客しますが、ファーストネームとファミリーネームをカタカナで両方入れたいと分かり、接客を代わります。
幸いカタカナにして、あまり長くないお名前でしたので、12ミリ丸でお作りすることになりました。
ここで、スイスから来たことが分かります。
この3人組は、とても感じが良く、既成の認印を買う日本人に、僕たちはたくさん時間がかかるからどうぞと譲ってくれます。
2番目の男性もフルネームカタカナのはんこですが、こちらで聞き取ったカタカナが正しいか分からないので、ネットで調べて
明日、注文すると言われました。
この男性が着ていたTシャツが真ん中「忍」と漢字で大きくあり、それを囲むように十二支が描かれている忍者Tシャツでした。
日光江戸村とか伊賀の里とかに行ったのかなと思います。
3番目の男性は、もっと大きなサイズの角印希望です。
すると、ローマ字でそれも縦書きで
NINJUTSU DOJO LAGENTHALと書かれました。
前の人のTシャツで忍の字を見ていましたから、忍術道場と分かりました(笑)
シュリケンと言うと頷きました。
3つ目は地名だそうです。
古印体と篆書体でざっと書き、古印体はイージー トゥ リードと説明し、篆書体はトラディショナルと説明しました。
トラディショナルが良いそうです。
機械彫りの角印は普段、自分であまりしないので、枠と文字の太さのバランスが、思ったようにできず、3度目にやっと許せる範囲になりました。
その後10分くらい枠や文字に軽く触り完成。外国人に日本の良さを知って欲しいと機械彫りなのに、翌日渡しの場合は、ちょっと手を入れて整えたくなってしまいます(笑)いわゆる手仕上げくらいです。
翌日、3人がとてもテンションの高い状態で取りに来られました。
一人が両手を素早く動かしています。
ここは、手の動きが早くて見えないよとツッコミたいところですが、英語ならなんて慣用的に言うのかなどと考えているうち「タイミングを失いました。
口惜しい〜(笑)
その後、確か英語が比較的得意な知り合いが立ち寄ってくれたので、こんな時にどう言うか教えてと聞いてみました。
急に言われても分からないと、スマホに話して翻訳を見て、発音させます。
それなら、いらない(笑)
もう、アイ キャト シー ユア ハンズ。
ソオ ファーストをオーバーアクション気味に言えば良かったです。
まだまだです。
早く覚えているうちに、次の機会が来ないかな(笑)
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