2016年11月24日

李さんはイさん

外国人の女性が日本語で
「リのはんこ、ありますか?」
「李さんはありますよ。430円です」
「パク(朴)はありますか?」
「朴さんは無いです」
「作れますか?」
「明日のお渡しで1,080円です」
「お願いします」

簡単な認印のお客様、普段ならこれで代金を頂き接客終了です。
でも、可愛い女性でしたので、可愛い女性と仲良くなるチャンスを逃しません(笑)

「韓国の方ですか。李さんは韓国ではイさんと読むんですよね。ハングル文字ではこうですよね」と○|を書きます。
「ハングル文字が書けるんですか」
「これは、ワーキングホリデーでファストキッチンで働いていたイさんとほんの少し仲良くなったので、知っているんです。
実は少女時代のテヨンさんが好きなので、いつかテヨンさんのハンコを彫りたいとハングル文字のはんこも作れるんです」
「私もテヨンのこと好きです。新曲がリリースされたの知っていますか?」
「知りませんでした。早速、iTunesでダウンロードします。
そうだ。
テヨンさんの韓国でのソロコンサートをライブビューイングで観たのてますが、観客の人達が同じハングル文字が書かれたものを掲げていたのですが、なんと書いてあったか、分からなくて。
明日のハンコを受け取りの時に書いておきますので、読んでもらえますか」
「いいですよ」

Instagramに載っていたその画像をみると、両端が切れています。
まあ、いいやとそれを書いておきました。
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そして翌日、訳して頂くと
「私たちがここにいる理由がわかりますよね。
というような感じです。」
アーチストさんへのステキなメッセージです。
想像していたのと違い、何かプレゼントを頂いたように、嬉しい気持ちが広がりました。
「パクさんと友達になりたいな。また寄って下さいね」
とりあえず言ってみましたが、お仕事仲間とご一緒でしたので、そのまま帰られました。

はんこ屋に来て、私がここにいる意味がわかりますよねと、もし言われたとしたら、
イイはんこを手に入れたいからでしょとあっさり(笑)
posted by 一日3本 at 09:41| インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする