山梨でお鮨屋さんをオープンされる方が、はんこを作りに来られました。
東京の有名鮨店で、修業された方が地元、山梨での開業です。
なぜ、はんこどころの山梨からわざわざ、当店にはんこを作りに来られたのでしょう。
開業にするにあたり、飲食店の人気店を調べているうちに、渋谷の人気店の高太郎さんのブログで、うちの存在に気付いたそうです。
角印で凝ったはんこを作らざるをえなくなりました(笑)
誰かに書いて貰ったロゴがあり、その字の形をベースに、お父さんが作っているお米を使うことが特徴なので、稲を入れます。
ウサギが好きだそうで、その後ろ姿をシルエットで入れます。
鮨と福を合わせた造字をすしと読ませるそうで、これは、笑っている感じに直して、お彫りします。
実際には、空間がもう一箇所できて、そこには魚を入れました。
大作です(笑)
山梨のお鮨屋さんには、行ける可能性が少ないので、とにかく頑張って気持ちを込めてお彫りしました。
このはんこのきっかけとなっている高太郎さんのご主人に、目標を聞いてみたことがあります。
店舗数を増やすことではなく、「もっときちんとやりたい」と言われました。
高太郎さんに行くと、その人によって、気付く店が違います。動きに無駄がない、水が美味しい、などほんとうに人それぞれなのです。
飲食店では、きちんとすべきことが山ほどあり、その一つずつをおろそかにしない姿勢こそが大切なのでしょう。
はんこをうちで作れば大成功というのではなく、
おろそかにしないものの一つとして、はんこをお作り頂いたようです。
山梨のお鮨屋さん「よし秀」の基本データです。もしかして、今日の大安オープンでしょうか?
ご成功をお祈り致します。
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