その主な原因は、NHKさんのテレビで若冲さんの特集が放映されたためようです。
知り合いが平日に気軽に行くと180分待ちとあり、そんなに時間はないとその日は諦めて帰り、別の知り合いは平日210分ホントに待って入館。年配の方ばかりだったそうで、会場内の一部は満員電車のようだったと言っていました。
毎日、公式ツイッターを見て、混雑状況を確認していると、朝1番がいちばんの混雑、夕方には大分待ち時間が減っていくと分かりました。
もしかすると、平日より土日の方が空くかもと思っていると、平日は180分待ちがほとんどに対して、土曜日は160分待ちになっていました。
5月15日(日)、もう行けるのは最後のチャンスと並ぶのを覚悟して、帽子を被り、本を2冊持ち、スマホは充電100%にして臨みました。
午後1時半に並び始めると150分待ちとありました。比較的順調に進み、2時間切るかもと思ったところで、列がまったく動かなくなった謎の15分間がありました。
勝手にVIPが来たんじゃないと疑います(笑)
結局120分で入場でき、ラッキーでした。
2回目の目的は動植綵絵の前半部分を最前列で観ることでしたが、15分待って1メールくらい進みまだ、最初の絵にも辿り着けず、諦めて、隙間から観ました。
これだけ入館して、運営資金があるはずなので、係員を増員し、最前列の人は立ち止まらず、ゆっくり前にお進み下さいと言い続ける人がいれば、もう少しはスムースに観れるのにな〜と、余計なことを考えつつ。展示自体は素晴らしかった若冲展でした。
前回は無かった象の手ぬぐいをお土産に購入しました。
図録は売切れで、送料無料で送ってくれるそうです。
若冲特集の雑誌も色々出ていますが、オススメは和樂4,5月です。金色の表紙に象がいます。オマケも可愛く、若冲さんの技法についての解説もあり、楽しめます。
ただ、ゆるキャラの一つとして若冲居士のはんこが挙げられていましたが、その画像がオカシイのです。「若」で、つながってはいけないところがつながっていて、きっと文字を知らない人が修復して、間違ってしまった作品があるのだなと気付きました。混雑でその絵自体は、発見できませんでした(笑)
いつか宮内庁三の丸尚蔵館で観てみたいです。
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