2014年12月23日

本物を提供するということ

のんべい横丁の焼き鳥屋さん、鳥福さんに行って来ました。

昨年、昔、お父さんに作ってもらったゴム印がもうダメになったのでと、ゴム印と認印をご注文頂きました。

それから、鳥福さんがお店の前を通ったことに気付くと挨拶を交わすようになりました。

いつも遅くまで、がんばるねと、焼き鳥の差し入れまで頂きました。

父はお客さんの処には飲みに行かなかったのですが、僕はお客さんの処にしか呑みに行かないので、いつか行きたいですと言っていました。

そんな中、鳥福さんに財界の大物のお供で何度か行ったことのある女性弁護士さんに話を聞きました。
予約がないので開店前から私が並び、ある程度食べると待っている人がいるからと終わりになる。
でも、なんだかわからないけど、たまに予約みたいに来る人がいる。

そんなおいそれと行けないお店と分かりました。

そのことを鳥福さんに話をすると、電話してくれればいいからと言われました。
えっ、もしかして、はんこ屋はなんだかわからないけど、予約のできる人かも(笑)

11月中旬からはシベリアから鴨が来るから是非食べに来て、一人6千円くらい用意してと言われました。

そして、行くとなんでしょう、焼き鳥といっても何もかも別次元です。
鳥が痩せる8月は1ヶ月お店を休み、全国の仕入先を巡り、1年間の仕入ができるようにすると言われていたのが、分かります。

きっと生で食べられる食材を焼くことで更に味を引き出しているのでしょう。
鳥はもちろん野菜もめちゃくちゃ美味しいです。

シベリアからの鴨、野鳥は網で捕獲しているので、傷がなく、大きい方が良く、ぴんからキリまであって、これはピンだよと
明日さばくようの鴨を見せてもらいました。頭と羽根の一部が付いていて、それによって品種、良し悪しが分かるそうです。
漁が解禁されている2月15日までの特別メニューです。
焼き鳥鴨.jpg

最後の鶏がらスープまで、大満足。
これを焼き鳥と言っていいのかと思いました。
ご主人は鳥の話しか基本しないことが分かりました。
でも、はんこ屋と他に常連さん一組になった時に、この人ははんこ職人で、しぶちかにいるんだけど、前を通る時に覗くと必ず手を動かしている、本当の職人なんだよ。
認印を作ってもらったんだけど、押し心地が柔らかく、きれいに押せるだと褒めてもらいました。

後日、大満足したことを伝え、今の悩み、安く早くの人はあっさり断り、紹介や調べて来てくれた人だけにはんこを彫っている感じで、以前は来てもらった人にはできるだけ受けようとしていたんですが。
結局簡単な仕事を受けず、難しい仕事だけしていて、商売である以上どうかなって思うんです。

それは東堂さんが腕が上がったからだよ。
僕もよく差別するとか言われるけど、分かってくれる人に提供したいから、そうすると常連さんになるんだよ。
ここでしか食べれないもの、手に入れられないものがあることこそが大切なんだよ。

尊敬できる人に褒められてしまい、今後どのようにして行けば良いかと迷いが消え、しぶちかはんこ屋で待ってもはんこを作りたいという人のために、真剣にはんこを作っていけばいいんだと割り切れました。
別次元の焼き鳥食べてホント良かったです(笑)

鳥福さんは現在では土曜日のみ予約ができるようです。
午後4時半から9時までの営業です。

昨日は、頑張って4本お彫りしましたが、簡単な認印2本年内の注文が入り、残り年内16本印刻です。

さらに海外からの龍のはんこも彫り終わり、神社のはんこも完成。スッキリと思っているところに、またイレギュラーな仕事が来そうです。仕事内容は内緒です(笑)


posted by 一日3本 at 11:37| Comment(1) | TrackBack(0) | 美味しいもの大好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ウチも「オーダーのあり方」に悩みっぱなしです。
とても良いお話でした。
来年!是非その焼鳥屋さん
私どもも連れて行って下さーい。
常につきまとう「迷い」を
払拭する為に。。。。
メリークリスマス!!
Posted by AKIKO at 2014年12月24日 08:57
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