大阪からモチーフ入り印鑑のご注文に来店された女性から手土産を渡されて
「あっ、はんこ屋さんにはアベノ限定のキャラメル味を持ってきたつもりが
これは羽田空港でも売っている方。さっきの所で間違えたんだ」
「えっ、これもらっていいの?」
「どうぞ。羽田空港でも買えますけど」
羽田空港に行くことないので、大丈夫なんだけどな〜(笑)
入れたいものは、スノボー。
スノボーだけでは、なんだか分からないので、ジャンプしているシルエットになりました。
さらにハイエースとトラック。
ハイエースを入れたら、トラックは無理というと、では桜と、どうしても3つ入れたいようです(笑)
ハイエースは大きく彫らないと無理なので、「子」の頭の部分をハイエースにしますと、ざっと書き、なんとか決まりました。
それで、大阪来られたので、サービスのつもりで長くお話ししましたが、帰りのバスの時間ぎりぎりになってしまいました。
大丈夫だったか、後日お聞きしたところ、
「間に合いました。でもラーメン食べれませんでした。」
げっ、早く言ってくれれば、そんなに長く話さなかったのに(笑)
さて、12ミリ丸に彫ってみると、途中で、ハイエースをこの大きさに彫るのは、無理と気付きました。
サイズを大きくするしかありません。
接客の時に、12ミリでは無理と気付かなければならないのに、まだまだです。
勝手にサイズを大きくして、完成しました。
印鑑を送ると電話があり
「スゴく気にいっています。サイズアップ分は、どのようにお支払いすればいいですか?」
「サイズアップは、僕が未熟なためですので追加料金は要りません」
「そんな。お支払いします」
「支払ってくれる気持ちがあるならば、それはお子さん達のために使ってあげて下さい」
あっしまった。これではただのイイ人になっちゃう(笑)
「最近、身体で払うと言う人いましたけど」
「あいにく、はんこ屋さんの好みの巨乳は持ち合わせていませんので、それは出来ません」
うまい切り返しです。
巨乳ちゃんだけが好きなわけではないのですが(笑)
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