「炎?」
「点とかより炎はずっといいです」
「じゃあ、炎の形を書いてみて」
会社設立印をセットでご注文頂いた方が、突然言い出しました。
ホームページを見てのご来店ではなく、たまたま来たそうです。
アルファベットの会社名の角印は印相体が良いと説明しましたが
炎とは。
結局、炎の形は、はんこ屋が調べ、完成。
後から当店のホームページを調べ
「ぼく、偶然良いお店にあたることが多いんですと
うれしそうでした」
ブログに載せる許可をとるのを忘れてしまいましたので
一部だけ公開。

「ここがブタの実印を作ってくれた所ですか」
「ブタの実印?あー『沼』の文字をブタにしたのですね。」
「そうです。」
「ご本人さん?
お友達がご結婚祝いのプレゼントにしたんですよね。
あのはんこ実印登録できましたか?」
「区役所の人には、ユニークな面白いはんこですねとか
言われながら問題なく登録できました。
今日は、会社印を作りに来ました。
せっかく作るなら揃いの所でと、先輩にお店の場所を聞いて」
「やっぱり何か入れたいんですよね。
会社登記印はサイズさえ規定内ならなんでもありなので、
個人の実印より自由にできますよ。
会社名を書いてみて下さい」
カタカナの会社名を書かれました。飲食店だそうです。
「ブタならどこかに入れられますが、
何か入れたいものとかアイディアがありますか」
しばし考え、
「アメリカ、ニューヨークに支店を出すのが夢なので
そのようなものをって、おかしいですかね」
「いいんじゃないですか」
「星条旗から星を回りに入れて、真ん中にNYと」
「星はいくつ入れますか」
「7つで」
「NYはヤンキースのようなマークでいいですか」
「あんまりヤンキースぽいものでなく、
僕の名前も会社名もNが頭文字なので
ロゴ風にNだけでいいかな」
「せっかくだから大きくNで小さくYと入れましょう」
会社登記印なので、
ブログに載せる許可は、とりませんでしたので、
真ん中部分のみ公開。

こんなご注文が続いてくると、はんこ屋職人さんもやけになり、
「何か入れましょうか」と自分から聞くしまつ(笑)
「何か入れられるんですか」
「簡単な形なら」
「太陽のマークとか銀行印に入れて貰おうかな」
「太陽のマークではないんですが
真ん中に丸、外側にダイヤマークをいくつか置くと
モダンな感じになります。
『子』の丸の中に入れられます」
ホームページを見てのご来店の方で、
個人の印鑑3本セットのご注文なんで、サービスしてみました。
子の部分だけ公開。

何か入れたいものが、あったら入れてもいいですが、
せめて、その形はお客様自身で調べてきて頂きたいものです。
形を調べるの大変なんですよ(笑)
あまり細かいものになれば、
別途料金を頂かなければなりませんし、
気まぐれな、はんこ屋職人さんは
つまらない形は、「うちに注文しなくていい」
とか言い出すに違いありません。
勇気のある方は、チャレンジしてみて下さい(笑)
思わぬオリジナリティあふれる良い印鑑を
手にするかも知れませんよ。
はんこ屋職人さん食べてばかりでなく、
ちゃんと、いやいつも以上に仕事してました(笑)
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