2007年04月10日

篆古印体の作り方

やさしいはんこ屋さんが篆古印体(てんこいんたい)の
作り方を伝授します。
篆書と古印体を混ぜた書体で、
昔のちょっと上手な職人さんは、
普通に彫っていたと思われます。
現在は、彫刻機やパソコンフォントを使用した機械彫りばかり、
多分篆古印体は、まだパソコンのフォントとしてないと
思いますので、手彫りの特徴が出せます。
是非マスターして下さい。

混ぜるというと戸惑うかも知れませんが
オソレルことはありません。
篆書体は、太さを均一に見せるものですが、
篆古印体は、篆書体の文字の形で
古印体の特徴である太い細いを入れて
肉付けしていけば良いのです。
たなか.JPG
@が古印体
Aが篆書体
Bが篆古印体です。
混ざってますでしょ。

どのようなお客様にススメルと良いかというと、
例えば、自分と同じ苗字の新入社員が入ってきた方。
ここは、大人の貫禄で、
自分は新しく特徴ある印鑑を作りたい。
しかし仕事で使用するのである程度読めるものが良い
という方には、是非オススメしてみましょう。

当店では、既にお二人の方から篆古印体でご注文頂き、
その内のお一方は千鳥ナナメに入れたもので
ますます、特徴ある印鑑となりました。

これができたら、今度は行書と古印体も混ぜてみましょう。
チャレンジすることで技術の向上し、
機械彫りと差別化でき印鑑文化を守ることになります。
がんばれ、はんこ屋職人さん。

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posted by 一日3本 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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