2013年11月11日

シンガポールの新聞社さんに

外国人男性にシンプルなアルファベットのはんこを彫りました。
受け渡しの時に、奥様のはんこも注文して頂きました。
ちょっとお話して、シンガポールのジャーナリストと知りました。
だいたい日本語がわかります。

奥様のはんこの受取の際に
「WEBサイトを見ました。私はシンガポールの新聞社に勤めています。
荒見さんのこと小さい記事ですが、取材したいです」と言われました。
世界進出を企むはんこ屋ですので、もちろん取材OKです。
基本的にお客様として最初に知り合った方には喜んで協力します。
話しているうちに「英語で自己紹介」と言われました。
帰られた後、英語で自己紹介してねという意味だったことに気付きました(笑)

英語で自己紹介、大人になってからしたことないないと思いながら
もう、やるしかない様に追い込まれていますから、とにかくチャレンジです。
まず、日本語で自己紹介を考えて、自動翻訳を使ってみると、もうぐちゃぐちゃです。
おしゃべりなので、長くこれではダメです。
自動翻訳しやすいように、文を短く、主語をはっきりさせて、日本語で考えてみます。
自動翻訳を多少直し、後はこれを暗記すれば良いと覚え始めます。
発音が難しいところや文法上おかしいところはカットして、覚えました。
自分の作った文章ですので、簡単に覚えられました。

昔、はんこは全てハンドメイドでしたので1本ずつ全てが違い、
それでサインの代わりに日本ではハンコを押します。
こんなことを英語で言うために自動翻訳では「サインの代わりに」は
「インステイド オブ サイン」となっていました。
ある日、お店の前を通るアメリカ人男性が、お店を指差しながら
「インステイド オブ シグネチャー」と言っているのが聞こえました。
辞書を調べるとサインはシグネチャーと知りました。
生きた英語が学べる場所です(笑)

思っていたより、取材に来られるまで時間があり、
忘れてしまうよと思い、飲み会で英語の自己紹介の練習をしてみました。
いかに笑わせるかが、テーマですので、
おどろおどろしくサブァイブドと言うと日本人にもちょっと受けました。
なかなか取材に来ないことで、ここにも壁があると思いました。

メールが来てとうとう取材の日、
とりあえず練習したので英語で自己紹介しサブァイブドで、少し受け、ここで終わりと思ったようですが
おしゃべりなので、更に目標と夢について語りました。
なんとか通じたようです。
後は日本語で取材を受けました。
取材が終ると、
テヨンさんが来店して100万円のはんこを注文してくれるのが私の夢ですに
テヨンさんご来店の夢がグレードアップされていました(笑)

そしてシンガポールの新聞社さん(The Straits Times)に記事が載りました。
リンク先はこちらです。日本でもこんなに詳しくはんこ事情について書いてある記事を知りません。

http://www.stasiareport.com/the-big-story/asia-report/japan/story/japan-the-seal-mightier-the-pen-20131110

一方、日本のテレビ局か7〜8分はんこ屋を取り上げてくれるというカッコイイ感じの番組から
打診がありましたが、取材拒否ではないけれど、キャラが違うので出たくないと言いました。
でも、キレイな人や会ってみたい人に会えるなら別ですがと言ってみたのですが、会えないようです。

また東京のラジオ番組からモノ作りの人を紹介するコーナーで生出演の打診がありましたが
土曜日の午後、お店を抜けられないとお断りしました。
土曜日はわざわざ他の町からご来店いただける方が多いので、無理です。
でも、とてもキレイな人に会えるならとここでも言ってみましたが、会えないようです。

テレビやラジオ、その時間をCMとして買ったらいくらになると思っているんだと感じでしょう(笑)

有名になろうと思えばなれるとわかってしまい、結論の予想できることはつまらないので、
有名にならなくていいなと思うのです。
posted by 一日3本 at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | インターナショナル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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