
「どこの?」
「世田谷の小さなお店のなんだけど」
「世田谷といえば、セレブなお客様に、
最近パティスリーナオキさんのプリンを頂き、美味しかったな。」

「なんで、ここはそんなに色々もらえるの?
ハンコの注文する人が持ってきてくれるんでしょ。なんで?」
「ここは、職人さんとお付き合いの仕方を学ぶところなので、職人さんの好きなものを差し入れて、少しでも気持ちを入れてもらおうとしたり、ねぎらったり、あるいは価格以上に価値のあるものを作ってもらったお礼にかな」
「えっ、そうなの。それにしても多いよね」
「手土産は大人のあそびなので(笑)」
ブログで麩饅頭が好きと書いた途端、
「麩饅頭は絶対持ってこないとダメと思いました。後、これは目黒の玉川屋さんの目黒仁王餅です。」


「以前も頂いたことのあるところですね。力を入れた手土産の時の」
わらび餅ですが、中のつぶあんの粒が大きいのが特徴でしょう。高そうです。いつも、すまないねと思いつつも、
手土産分以上サービスで?(笑)、しゃべっているからいいでしょう。
のんべい横丁の焼き鳥屋さん、鳥福さんが夜10時頃、なんと焼き鳥を差し入れてくれました。

「ひなどりのお母さんとか、珍しいのを
入れといたよ」
お肉が黒っぽいのが、それだったらしく、食べたことのない美味しいです。やった
昔からうちを使って下さっていたそうです。
しぶちかの何人かは鳥福さんにお邪魔したことがあるそうですが、父はお客様のお店には行かないと決めていたようで、行かなかったんだと思いますと言ったところ、この差し入れとなりました。
昔ながらの焼き鳥屋さんの本格的味が楽しめます。
8月は鳥が痩せてしまうので、お休みし、各地の仕入先を回り、一年分の仕入を確保するそうです。
この方とは後日、職人話で盛り上がりました。