はんこ屋が目指しているのは、
昔から知っている近所のはんこ屋のおじさんが彫った感じのはんこを作ることです。
ご自身のために、はんこを作るきっかけは、結婚、住宅の購入・賃貸、相続、事業を始める際など、
人生の節目が多いです。
また、大きな理由もなく、はんこのことが気になり、作りに来られる方もいます。
はんこのことが、気になりましたら、それが作り時ですので、節目を迎えているのだと思います。
お子様やお孫さんに初めての銀行印を作ったり、成人、就職のお祝いに実印を作ってあげたりするのは、
お子様やお孫さんにとっても、ご自身にとっても、やはり節目です。
わざわざ、色々と面倒な(笑)当店にご注文に来て頂ける方々は、はんこは重要なものと気付き、
節目に良いものをと、考えている方たちばかりです。
そのようなお客様には知っているはんこ屋さんに彫ってもらったのと、
言えるようなものが彫れればと思っています。
(なんとか賞受賞の人が彫ったらしいものを求めている方は、来られません(苦笑))
はんこ職人にとって特別に気持ちが入るのは、
知っている人のためにはんこと、高い印材のはんこでしょう(笑)
初めてお会いしたお客様と30分から2時間程度のご注文の接客の後、
もう昔からの知り合い気分になることがこのところ良くあります。
はんこ屋がそのような気分になっているわけですから、
お客様もはんこ屋のことを昔からの知り合いと勘違いされているはずです(笑)
それで、今度飲みに行きませんか?色々な職業の人たちが集まる飲み会がありますのでと
お誘いすると、たいていOKしてもらえます。
自分が飲みに行く時間がなかなか取れない状況ですが、縁のある人とはいつか飲みに行けるはずと
連絡先をお聞きします。
そして知り合い気分の人のことを考え、お彫りし、快心の出来栄えの時、
その達成感は、ホント気持ちが良いです。
「深く知って彫る快楽」ということから
ゴールデンウィークの出来事を知っている皆さんは、違う想像をしたかも知れませんが(笑)
あの方は、まだお客様として現れていませんよ。
今、ゼロからスタートの海外向けの英語版のホームページのことをよく考えていますので
つい真面目なブログとなってしまったようです。
何を目指していくか、その方針こそ重要というお話です。
2013年05月25日
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