2007年01月17日

チタンの印鑑vsはんこ屋1

<チタンの印鑑の特徴>
1.耐久性に優れている
  天然のどの印材よりも強い。
 ただし落としたりした時は、欠けなくても枠が変形することがある。
 また印面には、細かい傷がつきやすい。
 (印材屋さんの話によるとチタンは固いものには強いが
  意外と柔らかいものに弱く表面に細かい傷がつくらしいです。
   チタンの印鑑持っていないので自分では未確認(笑))

2.重量感があり、押しやすい
  悔しいことに、表面も平らに加工してあるのか押しやすいです。

3.機械彫りである
  仕上げ刀を入れることができませんので、全て機械彫りです。
  お客様からお聞きしたのですが、
  チタンの印鑑は国の大事な印鑑には使えないそうです。
  設計図が手に入れば簡単に同じはんこが出来てしまうからだそうです。
  (このことを教えてくれたお客様は、
   チタンで実印をお持ちだったのですが、
   当店で象牙の実印をご注文頂き改印されました)
  個人の印鑑登録、法人の登記印としては、チタンでも認められます。

今では一部上場のお得意さま企業は、
その会社の創業時からで、45年間のお付き合いとなります。
その会社から、代表印をチタンで作り直したいというご注文が
5年くらい前にありました。
もちろん改印はするけれど、前と似た感じでということです。

前の代表印は当然手彫り、チタンは機械彫り。
普通にチタン印鑑のメーカに依頼しても当然似た感じになりません。
そこで、前の印鑑を真似て、印稿を手書きし、
その印稿を元にチタンを彫ってもらうことにしました。
しかし出来上がりは、書いた印稿より枠が太く、
文字の太さとのバランスが良くなくなり、
自分の作った印鑑とはいえないなと思いました。

しかし、昨年、その会社から同じようなご注文を頂き印稿を手書きして
チタンの代表印を作成したところ、書いた通りに出来上がってきました。
これでは、自分が彫った印鑑のように見えます。
書く技術が上がったというより、
チタンの印鑑を彫る機械の性能が上がった感じです。
うれしいような困ったような感じです。
もちろん手彫りのような繊細な細い線は出てませんが、まあ合格です。
機械の字を使ったしまえばダメですが、
印稿が手書きすれば、まあまあのものができると
この時点では思っていました。

そして、「テールランプはM」さんがネットで
まずは、本柘でご注文頂きました。
自動車関係のお仕事なので、金属のチタン印鑑に興味があり、
荒見さんのチタンの印鑑が欲しいといいます。
本当は仕上げ刀を入れないと荒見さんのはんこにはならないんだけれど、
金属にこだわるのは、わかるし、
時間もいただけるので個人のチタンの印鑑3本受けることにしました。

つづく

渋谷のハンコ店の地図、判子のインターネット通販は東堂印章公式サイトへ

いつも投票ありがとうございます⇒banner_04.gif
posted by 一日3本 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック