もう亡くなっていますが、もと俳優さん(男性)なのですが
時代が古くてわかりません。
初代の時からのお客様で、二代目の父とは仲が良かったようで
どうも二人で、御守印をどのようにするか考えたようです。
実印は象牙で、銀行印、認印は黒水牛。
3本セットで、印材の種類が違うのです。
さらに実印と銀行印は同じ大きさにします。
そして、銀行印なのに縦入れ。
いつも言っていることと違うので、どうしてか聞いたことがあります。
「他と同じじゃつまらないだろ」とそれだけでした。
父もむーみんさんも亡くなっている今、謎は謎のままです。
そのむーみんさんのお弟子さんが今でも、時々来店して頂けます。
お弟子さんといっても80歳を過ぎていて
易学の専門学校の先生を頼まれるくらいの方です。
年末には年賀スタンプを買いに来てくれます。
その際に「来年はどうですかね」と聞くのが恒例なので、
今年も聞いてみました。
「政府はお金を取ることばかり、考えていて、来年もますます厳しいね。
こないだ、急に税金が増えたのでなんでか、税部署に聞きにいったよ。
政治家もお金で動く人ばかりだし」
「今年の1月からお金に関係なく、
いいものを作りに来てくれる人が月に1人くらい来店してくれ、
今では、月に3、4人はそういう人が来てくれて」
「それはすごくいいことだよ。来てくれるんだよね。
実は私も、プロ野球のN監督が易をたてて欲しいとの話があったんだが、
体調がよくなくて断ったんだよ。
とにかく、そういう話が来るだけでも良いんだ」
「はあ」
「来年は大躍進間違いなしだ」
本当に嬉しそうに言って頂きました。
大躍進といってもこれ以上彫る時間ないもんねと思いながらも
この易者さんにこんなこと言われたのは初めてです。
やっぱりうれしいもんですね。
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