「はあ」
鴨居先生のマンガで当店を知った女性からのご質問です。
まだまだ、勉強が足りませんよ(笑)と思いながら、
お店に飾ってある「彼のハーレー」を見せます。
ブログでも紹介してあるはずなので、勉強不足と思ったわけです。
「バイク彫れるんですね」
「そう。
これは山梨にいる彼へのサプライズでお彫りしたものです。
思い出しました。
がんばって彫ったので、山梨のお土産、信玄餅の高級な方をお土産に持ってきてくれる約束をしたのに
もうかなり月日がたっているのに届かないんです。
逆に彼から結婚した彼女に同じようにモチーフ入り印鑑をプレゼントしたいとメールがあったのですが
ご注文はご来店頂きたいと返信しました。
信玄餅グレート(笑)、もらっていたら、また違う展開だったかも知れません。
約束守ってくれないと」
モチーフの資料として、カタログをプリントしたものと自分のバイクの写真を何枚かプリントして
お持ち頂けました。資料として完璧です。
小さ目にバイクを入れて欲しいそうで、ご自身が乗られているクラブマンというバイクです。
そこで、省略してお彫りしても自分のバイクとわかるように、
「こだわりポイントはなんですか?」とお聞きしました。
この聞き方が良くなかったです。
そのために、手数が増えてしまいました。
「自分のバイクとわかるポイントはなんですか?」と聞くべきでした。
お話上手のつもりでも、まだまだです。
鴨居先生に、「鴨居先生のファンの人が注文に来て我が儘を言っていっても、手土産がない。
先生がまんがに描いてくれなかったからだ」と不満を伝えたことがあります。
ブログで当店を知って頂いた方は、必ず何か持ってきて下さるのに。
まんがは残るものなので、あえてそのあたりは描かなかったそうです。
「先生だって注文の時、手土産持ってきてくれましたよね。もう〜(笑)」
「こんど、ブログかツイッターで書いておきますね」
ツイッターで書いてくれたそうですが、効果ありません。
それはさておき、ざっと書き、ご注文がきまりました。
その後電話が来ました。
「こだわりポイントはなんですか?と聞かれましたので
こだわりポイントはタンクのへこみです」
「難しくして頂きありがとうございます(笑)」
受け取りの時、「こんなに細かく彫れるんですね」
「大変なんだよ」
「あっ忘れました。
いまフードショー、うろうろしていたのに、手土産忘れました」
「えっ」
「今度の注文の時は、必ず持ってきます」

そうそう、鴨居先生のファンの方で、キレイな女性で、
ご注文され一度帰られてから、こちらから何もいわないのに、
その日に手土産をわざわざ、
お口に合うといいのですがと持ってきて下さる方がいました。
こんなステキな話は、またの機会に。
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