2012年04月11日

遺跡から発見されたポップアートのよう

一週間で、このブログを読破した女性、読んだ勢いのまま、ご来店の上、ご注文です。

小篆で、モチーフは太陽と月と星です。
資料をお持ち下さいと事前にお願いしたところ、
以前にお彫りしたモチーフ入り印影をプリントしてきてくれました。
ブログを読んでなので、お団子手土産も頂きました。
ホントは地元のチョコレートケーキを持って来ようとして、時間的に開いてなかったそうです。

しぶちかはんこ屋的な疑問は、なぜ印相体にこだわっているブログを全部読んで、
小篆で注文するのか、ですが、まあ印相体に比べて彫るのが簡単だからいいでしょう(笑)

「こんな星を彫ったの、まったく忘れていました。サイズを変えて3つ凝ってるな(笑)」
段差をつけて千鳥にレイアウトして、ざつと書きます。あまり悩むことなく書けました。
確かにブログ読んでいるなという会話もありました。

さて、小篆でお彫りする場合、どのようにすれば良いのかと、考え始めます。
ご注文の際に、小篆を選んだ理由として、カワイイからと言っていましたので、
落款風というより文字の形としての小篆で、可愛らしさ意識して、印稿を書きます。

「子」の右下部分に空きができます。
普段ほとんど印相体系で彫っていますので、どうしても空間が気になってしまいます。
ここにモチーフを入れるとしたら、何がいいでしょう。
太陽、月、星のモチーフと合うものと考えるとマンガの宇宙兄弟を読んでいますので、
ロケットが直ぐに思い浮かびます(笑)
形が面白いので、土星なんてどうでしょう。
アブナイ、篆書系のハンコは、空間をも見せるように考慮する必要がありました。

簡単なことなどありません。

受け取りの時、チョコレート好きの私が美味しいと思うチョコレートケーキを頂きました。
特にしっとりした方が美味しかったです。納得です。

「なんか、昔っぽく、古代のはんこのような出来上がりです。
 モチーフが入っていますので、遺跡から発見されたポップアートのようです(笑)」
遺跡から100.jpg

posted by 一日3本 at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | モチーフ入り印鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック