小篆で、モチーフは太陽と月と星です。
資料をお持ち下さいと事前にお願いしたところ、
以前にお彫りしたモチーフ入り印影をプリントしてきてくれました。
ブログを読んでなので、お団子手土産も頂きました。
ホントは地元のチョコレートケーキを持って来ようとして、時間的に開いてなかったそうです。
しぶちかはんこ屋的な疑問は、なぜ印相体にこだわっているブログを全部読んで、
小篆で注文するのか、ですが、まあ印相体に比べて彫るのが簡単だからいいでしょう(笑)
「こんな星を彫ったの、まったく忘れていました。サイズを変えて3つ凝ってるな(笑)」
段差をつけて千鳥にレイアウトして、ざつと書きます。あまり悩むことなく書けました。
確かにブログ読んでいるなという会話もありました。
さて、小篆でお彫りする場合、どのようにすれば良いのかと、考え始めます。
ご注文の際に、小篆を選んだ理由として、カワイイからと言っていましたので、
落款風というより文字の形としての小篆で、可愛らしさ意識して、印稿を書きます。
「子」の右下部分に空きができます。
普段ほとんど印相体系で彫っていますので、どうしても空間が気になってしまいます。
ここにモチーフを入れるとしたら、何がいいでしょう。
太陽、月、星のモチーフと合うものと考えるとマンガの宇宙兄弟を読んでいますので、
ロケットが直ぐに思い浮かびます(笑)
形が面白いので、土星なんてどうでしょう。
アブナイ、篆書系のハンコは、空間をも見せるように考慮する必要がありました。
簡単なことなどありません。
受け取りの時、チョコレート好きの私が美味しいと思うチョコレートケーキを頂きました。
特にしっとりした方が美味しかったです。納得です。
「なんか、昔っぽく、古代のはんこのような出来上がりです。
モチーフが入っていますので、遺跡から発見されたポップアートのようです(笑)」

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