女性の方が銀行印をご注文頂く場合は、
手で彫るはんこ屋なんてますます減っていくので、
長く使って欲しいからといい、
苗字が変わっても使える名前(ファーストネーム)で
作ることをオススメます。
そのこともあり、
女性の名前に良く使われる「美」という字を彫らない週はありません。
実印と銀行の2本セットで両方とも名前だけ彫る場合は、
実印は印相体で
銀行印は上昇印相体をオススメします。
同じ書体で彫っても印影は違うのですが、
雰囲気が完全に違った方がわかりやすいので、
実印は役所の人に読み易いように印相体、
銀行印はよりアレンジ性が強く、金運アップを願い上昇印相体です。
1本だけ印相体で「美」の注文を受けた場合、
少しだけ上昇印相体の要素を取り入れると
良いことに最近気付きました。
「美」を印相体で簡単に書いてみました。
@が普通の印相体
Aが上昇印相体
Bが印相体で少し上昇印相体を入れたもの
「美」の上の部分は羊なので、
上の線を上向きにカーブさせると、羊らしくなり、
リボンにも見えはじめ、
とても優しい美しさを表現できます。
はんこ屋職人を目指す方で
「美」を彫る時はちょっと工夫してみましょう。
このように職人にはその時その時で気に入った字の形があり、
三年もたてば、同じ名前、同じ書体、彫る人が同じでも、
まったく違う印象の印鑑になることが多いです。
本当はそれが当然のことなのですが。
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