自称プリンセスちゃん(元 携帯ちゃんブラックさん)には
四つ葉のクローバーを彫った印鑑、
両方を見た、タッチャンさんは、
私にも龍が入った印鑑が欲しいといいます。
昔から龍ははんこのモチーフになっており、
龍の模様を回りに入れ、中側に名前を彫るのが普通です。
古い見本帳にあります。
龍など彫ったことありませんので、
タッチャンさんの注文は、ほっておきました。
義弟がサンク・カロさんに時計を注文しました。
通常3ヶ月待ちで、更に制作の難しいヘビ皮も使用します。
それなのに、注文して1ヶ月もたっていない時に、
サンク・カロさんが、
「今から義弟さんの分作りますよ」
というじゃありませんか。
翌日、龍の印鑑について調べ始めました。
どうもこれというのがありません。
イメージとしては真ん中に昇り龍、
両脇に名前を上昇印相体で彫るです。
龍をどのような形に彫るかが問題です。
昔の見本帳を見ても、
ネットで「龍 印鑑」で検索しても、
なかなかよいものはありません。
何とか賞受賞という四角い密刻という分野の龍は
まあいいけど、名前彫ってないし、はんこにしないで、
絵でいいんじゃないと思ってしまいます。
その人の龍の個人印は回りに龍らしき
模様があって中に名前。
斬新さもなく龍の模様にも繊細さがありません。
ネットでの検索で唯一いいと思ったのが
武田信玄の二重の丸の中に龍が彫ってある印です。
あとは黒水牛の表面に龍の模様がある印材の存在を
知ったことです。

案の定タッチャンさんから
「義弟さんの時計、特別早く作りました。
はんこ屋さんもそろそろ龍の入った印鑑
彫りたくなりませんか。」催促のメールです。
龍の模様を真ん中にして書いて見ましたが、
どうも龍に見えません。
サンクカロさんに
「タッチャンさんの龍のはんこ彫れませんよ。
もうちょっと熟成期間が必要です」
と愚痴っていました。
街の中、龍は、気を付けて見るとたくさん存在します。

しかし、はんこにすることを規準に考えると
なかなかこれだというものがありません。
覚悟を決めました。
良いと思ったものをお手本に彫る。
武田信玄の龍を真ん中に彫り
それを包み込むように姓名を印相体のアレンジで。
いよいよ明日は龍の印鑑の印影を公開「龍の印鑑2」につづく
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