「やっぱり、シャチハタ頼んでいいですか?」
普通のシャチハタではなく、
しぶちかはんこ屋が版下を手書きして作るモチーフ入りシャチハタです。
手間がかかるので、ホントは1万円以上いただかないと合わない、でも所詮シャチハタ。
そんなに高いのもおかしいし、ネーム9で、6千円にする代わりに、
手彫りのはんこ2本以上ご注文頂いたお得意様限定です。
このことを伝えてありましたので、ホントに頼めるかの確認です。
ホントは、2本ご注文なのですが、カワイイ人なので、まだ1本ですが、注文お受けしますよ。
と、あいまいな基準を(笑)話してありますので、確認が必要なわけです。
モチーフは、はんこ屋自分用のシャチハタの中の虎と手ぬぐいのNIPPONにあった梅の花です。
シャチハタにする時の版下作りの注意点は、書いたイメージより太く出来上がる点です。
出来上がり後も、普通のゴムよりにじみがあります。細かくモチーフを書いてはダメです。
自分用のシャチハタは、龍虎がモチーフになっていますので、
左右にモチーフを配置したわけですが、
今回は虎を下にもってきた方が、虎が上向きイイ感じです。
結局4回書いて、やっと完成。
パソコン上での修正はしません。
でも、やっぱり時間がかかります。
受取りの時
「やっぱりカワイイ。この花も好みです。」と喜んで頂き、
「これ、私が今、1番気に入っているところのものです」
「見たことのない、パッケージです」
自分の作ったモノでカワイイ人が喜び、はんこ屋もカワイイ人が喜んでいる姿を見て喜び、
更に美味しい手土産で喜ぶ、素敵な瞬間です(キレイにまとめてみました(笑))

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私は、元歯科技工士なので、無意識のうちに色々とチエックしてしまいます。(笑)印面、フチ、凄くキレイです。文字は、パソコンフォントをアレンジした努力がうかがい知れます。キレイに捺印できます。
ズバリ、彫り直し印材は、新しい印材のようにキレイに仕上げれるものなんでしょうか?
象牙の彫りやすさは、彫り直しであるかどうかが問題ではなく、質(コンディション)だけが左右します。
見てみないとわかりませんが、58ミリという長さで新品というのは、ご推察の通り、1度か2度彫ったものを平らに印材屋さんが加工したものと推察できます。古いものでなく、キャンセルされたものの可能性が高いでしょう。
古い象牙の場合、彫っていないものと使用していたものでは、使用していた方が朱肉の油を吸って、コンディションが良い場合が多いです。
納得のできる印鑑が届き良かったですね。
追伸
2ミリの違いの差を感じさせられたのは、印鑑が最初です。