2011年11月17日

やっぱりシャチハタ頼んでイイですか

お客様のアイデアの賜物ですで、文字の一部を虎っぽくした手彫りのはんこを受取りの時、
「やっぱり、シャチハタ頼んでいいですか?」

普通のシャチハタではなく、
しぶちかはんこ屋が版下を手書きして作るモチーフ入りシャチハタです。
手間がかかるので、ホントは1万円以上いただかないと合わない、でも所詮シャチハタ。
そんなに高いのもおかしいし、ネーム9で、6千円にする代わりに、
手彫りのはんこ2本以上ご注文頂いたお得意様限定です。

このことを伝えてありましたので、ホントに頼めるかの確認です。
ホントは、2本ご注文なのですが、カワイイ人なので、まだ1本ですが、注文お受けしますよ。
と、あいまいな基準を(笑)話してありますので、確認が必要なわけです。

モチーフは、はんこ屋自分用のシャチハタの中の虎と手ぬぐいのNIPPONにあった梅の花です。

シャチハタにする時の版下作りの注意点は、書いたイメージより太く出来上がる点です。
出来上がり後も、普通のゴムよりにじみがあります。細かくモチーフを書いてはダメです。

自分用のシャチハタは、龍虎がモチーフになっていますので、
左右にモチーフを配置したわけですが、
今回は虎を下にもってきた方が、虎が上向きイイ感じです。
結局4回書いて、やっと完成。
パソコン上での修正はしません。
でも、やっぱり時間がかかります。

受取りの時
「やっぱりカワイイ。この花も好みです。」と喜んで頂き、
「これ、私が今、1番気に入っているところのものです」
「見たことのない、パッケージです」
自分の作ったモノでカワイイ人が喜び、はんこ屋もカワイイ人が喜んでいる姿を見て喜び、
更に美味しい手土産で喜ぶ、素敵な瞬間です(キレイにまとめてみました(笑))

虎と梅.JPG
image-20111115145920.png

posted by 一日3本 at 00:02| Comment(3) | TrackBack(0) | モチーフ入り印鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然ですが、58ミリ丈の印材と聞いて何を連想しますか?私は、彫り直しです。58ミリ丈の象牙印材がネットで販売されており、その印章店に質問をしたところ「彫り直し印材ではない。目玉商品を印材店から特別に取り寄せたもの。」との返事でした。象牙のランクが上の方で価格もお手頃で、以前取引きをしたお店でしたので、彫り直しでも良いと思い購入しましたが…。
私は、元歯科技工士なので、無意識のうちに色々とチエックしてしまいます。(笑)印面、フチ、凄くキレイです。文字は、パソコンフォントをアレンジした努力がうかがい知れます。キレイに捺印できます。
ズバリ、彫り直し印材は、新しい印材のようにキレイに仕上げれるものなんでしょうか?
Posted by 印鑑好き at 2011年11月20日 00:12
コメントありがとうございます。
象牙の彫りやすさは、彫り直しであるかどうかが問題ではなく、質(コンディション)だけが左右します。
見てみないとわかりませんが、58ミリという長さで新品というのは、ご推察の通り、1度か2度彫ったものを平らに印材屋さんが加工したものと推察できます。古いものでなく、キャンセルされたものの可能性が高いでしょう。
古い象牙の場合、彫っていないものと使用していたものでは、使用していた方が朱肉の油を吸って、コンディションが良い場合が多いです。
納得のできる印鑑が届き良かったですね。
Posted by 1日3本 at 2011年11月20日 08:43
お返事有難うございます。印影確認をマメにされるお店で、遠方でも電話でマメに確認され、そんなに時間を使って利益があるのかな〜?と感じます。
追伸
2ミリの違いの差を感じさせられたのは、印鑑が最初です。
Posted by 印鑑好き at 2011年11月20日 12:06
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