2011年11月09日

芸大生に誉められた

長身の男性に
「これ写真に撮っていいですか?」としぶちかはんこ屋ギャラリーを指して聞かれます。
「個人情報ですので、写真はお断りします。
ブログでしぶちかはんこ屋と検索してもらうと、そこでモチーフ入り印鑑を紹介していますので
 それを参考にして下さい」

このところ、コルクボードのしぶちかはんこ屋ギャラリーから興味を持ち、
注文までいたる確率が高まり、2人に1人は、後日注文して頂けます。

この長身のイケメンくん、あまり日にちを空けずに、女性連れでご来店です。
「モチーフ入り印鑑を注文しに来ました」
「モチーフは決まっていますか」
「ぼくは白蛇と音符で、それぞれ欲しいのですが、彼女は鷲と音符です」
「資料をお持ちですか?」
「はい」とケータイで画像を見せてくれます。
「ちゃんと、資料を持ってきて頂いて、ありがとうございます」
「ブログ読みましたので」


「ところで、音楽って、どんな?」
「クラシックです」
「服装からRockと思いました(笑)
 では、芸大ですか」
「そうです」
「お二人とも」
「そうです」

何に使うはんこか、お聞きしたところ、卒業後は、個人事業主なので
領収証を発行する際に押したいということです。
お仕事用認印なので、モチーフ入りに最適です。

ここでざっと書きながら、
めざましテレビで、芸大の学園祭の取材を見て、行きたかったと思うから始まり、
経歴点でマイナス、大宰府天満宮の結婚式場にぼくの彫ったモチーフ入り落款印があるまで
自分の持っている芸大ネタをしゃべりつくします(笑)

「この段階でかっこいいですね」
「芸大生に誉められたと言っていいですか」
「いいですけど、僕たち音楽ですけど(笑)」

「『形』の3本の棒、上が音符、下が白蛇、真ん中は、何にしましょう?」
その時にお連れのかわいい女性が、
「蛇を伸ばしていくのは、どうですか」
ざっと書いてみると、うまくまとまります。
「一緒に来て良かったですね。いいアイデアです。
 ところで、お二人は、付き合っているんですよね」
「違います」
「えっ、はんこ一緒に頼みに来て付き合っていないんですか」
「後輩です」
「ここを発見した時、興奮したメールが来て、私も頼んでみようと」
いくら聞いても、付き合っている事実をつかめませんでした(笑)

さて、女性の方は、鷲と音符。
資料は、男性の方がお持ちです。
そうそう、お二方とも楽器はフルート。
フルートの形では、ただの棒に見えてしまうので、音符にしたそうです。

「枠の八方位につけることを考えた時、ここが文字では、付かないので
 何かモチーフで付けたいのですが、何がいいでしょう。
 そうだ。苗字に「藤」が付きますから藤の花はどうですか」
「いいですね」
「芸大生に誉められたと言っていい?」
「音楽ですけど(笑)」
と、はんこ屋の提案で決まりました。

さて、お渡しの日、
やはり、二人そろってのご来店。
白蛇100.jpg

これはイケメンくんのために。

女性のためのはんこは、アートブログで公開中です。
付き合っていないので、並べて公開しません(笑)

同日に作っていますので、
並べて押して、良い感じなのですが、
並べて押すことがあったら教えてねと言っておきました(笑)

<蛇足>
女子大生には、どんなにキレイでも興味がないと言っていたはんこ屋ですが、
あまりしゃべらず、つぶらな知性を感じる瞳で見つめられると、
心がざわつくものですね。
沈黙の空間を埋めたくなります(笑)
posted by 一日3本 at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | モチーフ入り印鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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