「実は、実印、時間がなくて、ネットで当日出荷のところに頼んだところ、
あまりにもがっかりする出来で、ハンコはちゃんとした所に頼まないとダメなんだと分かり、
調べてきました」
「そうなんですね。それなら、簡単です。
悪い見本をお持ちで、比較対象がありますから、
どんな風に彫っても、明らかに上手ですから(笑)
カワイイ人で、ちょっと緊張していたんですが(笑)」
「私も緊張して、来ました」
「はんこ屋さん、コワイですよね(笑)」
まずは実印のイメージをざっと書き、
「『香』という字は、一番上の横棒、篆書では右側がないのですが、
そうすると、空間が出来過ぎて、かっこ悪いので、今の字の形にしています」
「そうなんですよ。ネット通販のハンコ、右上が空いていて、これはちょっとと思ったんです」
「そのことを聞かずに、ちゃんと分かっているのがスゴイでしょ(笑)」
これで、完全に信頼を勝ち得ました。
「モチーフは、何にを?」
「ネコをお願いします」
「お飼いなんですか?」
「はい。覗いている感じのネコがイイのですが」
写真を何枚か送ってもらいます。
ざっと書き、
「この辺に、空間が出来てしまいますので、シッポの形で、文字をつなぎ、空間を埋めますか。
それとも何か、別のものを入れますか?」
「お花、ハイビスカスがイイです」
「ハワイが好きなんですか」
「はい」
帰り際、「これ少しですけど」と頂いた手土産、
ヨックモック風で、間に挟んであるのがチーズ、とっても美味しい。
前のお店の人に、お裾分けすると
後日、調べてきて、新宿ルミネで買えるとのこと
東京ミルクチーズ工場さんのものです。
頂いたどれもが、チーズの味が利いていて、とてもとても美味しいです。
(受け取りの時には、別のお店のミニレモンマドレーヌを頂きました。
これも、新宿ルミネで購入されたそうです。新宿ルミネに行きたいです)
ということで、カワイイ人、美味しい手土産と、頑張る要素いっぱいです(笑)
ハイビスカスは、写真とイラストを良くみて、彫りました。
ハンコの中でハイビスカスを彫るには、このように彫ればいいのだよという感じの
お手本のように、彫れました。
(誰がそんなお手本必要なんだ(笑)という声が)
受け取りの際、やはり実印よりモチーフ入り銀行印に感激して頂き、
この自分のはんこに夢中な状態では、はんこ屋の話は聞いてもらえないなと思い、
おしゃべりは、あきらめました。
うっかり、印影公開を許可して頂けるか、聞き忘れてしまいました。
モチーフ資料を送ってもらう際に、連絡先がわかっていることを思い出し、
メールで許可を頂きました。
銀行印の予定が、もっとみんなに見てもらいたいと、
年賀状などに押すはんこにすることにしたそうです。
銀行印は、またあらためて、ご注文に行きますというメッセージ付きです。

11月開催予定のまったりさんとの飲み会に、声掛けますと伝えますと、
なんと学生時代にあの機械を体験したことがあるそうです。
詳しい話は、わかりませんが、いいな〜!
まったりさん、一人参加者、確保しました。
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あの機械、精度を上げるべく、大学などでよく実験が行われています。
はんこ屋さんの挑戦も受けますよ。だいぶ対策法をお伝えしちゃってるのでどんなデータになるやら(笑)。
そして飲み会の設定までありがとうございます。
では今度打ち合わせを。iMessageで(←使ってみたいだけ)。
そんな実験、初耳です。
ところでiMessageってなんですか?
小さい"i"全般的に苦手です(笑)
小さいiは、おうちに帰って、携帯をPCにつないだらきっとわかりますよ。
なお、バックアップはお忘れなく。