せっかく変わったものを作るのに、パターンがあって選ぶのでは、つまらない。
オリジナルなものをという姿勢です。
自由が故に、モチーフ選びに迷われる方も多いです。
娘さんの名前に「桜」が付いているので、桜をモチーフとして、
書体を直線的な構印相体にしてお彫りしました。
何度も彫ったことのある桜でも、書体を変えると、また新鮮です。
娘さんのハンコを見て、自分のものも欲しくなったものの、
モチーフが思い付けないと言っていました。
名前がモチーフになるような方は、いいですね。
また、モチーフを2つ以上入れる場合、モチーフ同士の関連性を考える方と、
まったく考えない方がいます。
虎と竹などモチーフの関連性を考えると
文字まで含めて、1枚の絵のような出来上がりになることもあります。
偶然の賜物ですが(笑)
前置きが長くなりましたが、
今回紹介するモチーフ入り印鑑は、まったく関連性のない、
好きなもの2つをモチーフにしたものです。
そのモチーフは、牛と着物。
丑年でさえありません(笑)
いまにして思えば、着物をウォーホールの牛柄にして、
帯は一般的な牛模様にするなどのアイデアも出てきますが、
接客時は、どのように入れるか必死でした。
牛は大切にしているぬいぐるみの牛から、
着物は着付けを勉強しているからもあるようでした。
資料を後日、送ってもらい完成。
何の関連性のないモチーフでもほらこの通り(笑)

意外とまとまるでしょ(笑)
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