初代は昔の職人さんなので、口数が少なく、
しぶちか内の人とも何人かとしか、
あまり話さなかったようです。
その中で、よく話した方に、
初代の彫った印影を見せてもらいました。
最初に見せて頂いた8つの印影は、今までに見た感じでした。
その後に、初代がその人らしく彫れたと言ったという
印影を2つ見せてくれました。
気に入ってよく使っていたので、もう枠がありません。
一つは印相体なのですが2文字目の「田」が「王」に見えます。
おそらく意識的に王に見えるようにしたのでしょう。
「王」のいちばん下の横棒を左右それぞれ上に伸ばして、
一応「田」になっている感じです。
書こうかと思いましたが、もったいないので非公開です(笑)
「王」になっている凄さを、
その人に40年たって孫が説明しました。
凄いはんこと思っていたが「王」になっていることには
気付いていなかったそうです。
下に「田」がつく、王になりたい感じの人がご来店された時に
提案してみましょう。
その方が一番気に入っているのが、もうひとつの印影です。
太い行書が丸いっぱいに彫ってあります。
初めて見る感じですが、見たことあるような気がします。
なんのことはない、三代目完全オリジナル書体の行印相体に
印象が近いです。
行印相体は、丸いっぱいに彫りますから
印象が似て当然です。
これまた、初代から行印相体いいぞと誉められた感じです。
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