初代のおじいちゃんが彫ったはんこの印影を見せてもらうことです。
上手な人のはんこを見ると、とても勉強になります。
最近見せて頂いた方は、初めに1本作った印鑑を、
車屋さんにほめられ、
銀行印、認印も、同じところで作った方が良いと言われたそうです。
それ以来、印鑑は全てうちで注文頂いているということです。
(昔は車屋さん、保険屋さん、銀行員さんなど
印鑑の良い悪いがわかる人が多くいて、
そういう人は良い印鑑を見るとほめてくれました。
今は、そのような人がほとんどいないので、
彫った本人がほめて渡します(笑))
その方には3つの印影を見せて頂きました。
最初の作ったはんこが圧巻で
篆古印体と印相体が混ざっている感じの初代独特の字です。
以前にもこのような感じの印影を見たことがありますが、
いまだに、この感じに彫れません。
この感じに彫れるようになることが自分の中の一つの目標です。
普通に印相体のはんこでは「一」が参考になりました。
上が普通の「一」の印相体、下が初代が彫っていた印相体の「一」。
画数の多い苗字に対し
名前の最後が「一」のとき使ってみたいです。
文字をシンプルな形で同じ太さにして、
自然に接する所だけ枠につける、
印相屋さんのような印影もありました。
初代が彫った印相体にも色々なバリエーションがありました。
このことで、今、自分の彫っている方向性は間違いないから
そのまま精進しろと初代に応援された気がしました。
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