2019年08月24日

黒水牛10.5ミリ丸について考える

実際に彫るサイズを考えて、印稿は、変えるべきなのでしょうか?
銀行印(またはお仕事用の認印)で、1番多いご注文が12ミリ丸、次が13.5ミリ丸、
たまに10.5ミリ丸です。

姓または名のみをお彫りする場合、12ミリ丸が自分中のイメージにあり、
印稿もそのサイズを念頭に書いている気がします。
12ミリ丸は、原稿のイメージ通り、
13.5ミリ丸は、印原稿より立派に伸びやかに彫り上がります。
自分としてはですが(笑)

10.5ミリ丸ですと、自分として窮屈感があります。
印相体の書体に限った場合ですが。

お得意様から3本セットを4名様分、ご注文頂いてこともあり、
5月は、黒水牛10.5ミリ丸を結構彫りました。
その時に、黒水牛12ミリ丸より、10.5ミリ丸の方が、
印相体の場合時間がかかっていることに気付いてしまったのです。

彫る技術がつたないと言われてしまえば、それまでですが(苦笑)
黒水牛10.5ミリ丸で、仕上げで失敗して、何度もやり直した経験が有りますので、
ゆっくり慎重に彫る癖があるのかも知れません。
そこで、10.5ミリ丸用には、印稿段階からサイズを意識して、
書くべきではないかと、彫り終わった今、思い始めたのです。

モチーフ入りで10.5ミリ丸は、形にならないので、
ほぼ受けなくなったことを思い出せ、はんこ屋さん(笑)

枠との接点が多くなる漢字でも、12ミリ丸では簡単なことが、
10.5ミリ丸では難しく、慎重に彫らないと、失敗してしまいます。
面積の問題です。

印材は、尺貫法が生きていて、1.5ミリ刻みにサイズがあります。
よく、「15ミリ丸と16.5ミリ丸では、直径は1.5ミリの違いですが、
面積が違うので、大きいと見栄えがします。」と説明しています。

この際、面積を計算してみましょう。

円の面積の求め方は半径×半径×3.14(円周率)ですよね。
あれ、円周率ってなんだつけ?
思い出せません(苦笑)
3.14…がゆとり教育では、3になってしまったことしか思い出せません。

ネットで、調べてみると、円の面積の求め方の教え方を伝えているページに当たり、
とても良く分かりました。こんな授業受けたかったな。
かい摘んで、円周率は円周÷直径、例えば直径4センチの円と
それを囲んでいる4センチの正方形を考えます。
半径×半径(2センチ×2センチ)、これの4倍が正方形の面積です。16平方センチ
3.14倍が円の面積なわけです。12.6.
4倍か3.14倍かの違いが、正方形と円の面積の違いだったんですね。
大きな角印を彫るのに、時間がかかるわけです。

10.5ミリ丸の面積は86.5平方ミリ
12ミリ丸の面積は113
13.5ミリ丸の面積は143.1
15ミリ丸の面積は176.6
16.5ミリ丸の面積は201
さすが、掛け算(笑)違いが、はっきりしました。
とともに、なぜ仕事が遅いか、このブログを書いていて、分かった気がします。
寄り道が多い(笑)

本題に戻り、普通に12ミリ丸用と、10.5ミリ丸用はできるだけ、接点数減らして、
10.5ミリ丸.JPG書いてみましょう。
八方位は、当然、網羅します。
今更ながら、サイズと印稿の関係を見直したはんこ屋でした。
posted by 一日3本 at 02:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 印相体職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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