2011年05月25日

新幹線で『鉄』さん達に♪Hoot♪

るんるんるんるん理想的なご夫婦の来店がありました。
しっかりしていますが、天然ボケの可愛い奥様と、
包容力がありますが、突っ込むことも忘れない、優しいご主人、
二人を見ていると、とても微笑ましい気持ちになりました。

奥様は当店のことをネットで発見し、いつ来店するか、お電話までして頂きました。
しっかりした方です。
ご注文は、ご主人の実印とご夫婦それぞれの銀行印。
印鑑登録する場所から実印は文字だけ、
調べてのご来店なので、銀行印はモチーフを入れるのかなと思っていました。

はっきりは、聞きませんでしたが、当店では、自由にモチーフを入れることができ、
銀行印として使用できることを全然知らなかったようです。
このあたりで天然ボケの匂いを感じました(笑)

奥様の銀行印は、本人がしぶちかはんこ屋ギャラリーを見ながら、
モチーフを考えているうちに、ご主人の銀行の注文を進めます。

モチーフは、入れなくていいとのことですが、奥様からご主人が『鉄』なことを教わりました。
しっかりしている点です。
そこで、ここのところ軽く電車にできますよと、
銀座線の運転手さんからの注文の時に編み出した、
長方形にして下に車輪を付けるをざっと書き見せると、image-20110525094858.png


「なるほど、東北新幹線はやぶさ」
「えっ、はやぶさ?
 なるほど、確かにはやぶさの先頭みたいですね。
 さすが『鉄』の方、見方が違います。頑張ってみますか」

なんとなく、CMで見たことのある、
はやぶさの先頭の形を文字にするのは、この時点では簡単に思っていました。

奥様の希望モチーフは、蝶ということでしたので、花も入れることにしました。
蝶は、アンディウォホールの初期の作品を参考にし、
お花は、ディックブルーナさんの作品を参考にしました。
世界の巨匠たちが先生です(笑)
奥様分は、バランスよく、まとまりました。

さて、東北新幹線はやぶさ、
第一の問題点は、真上から見た写真やイラストが見つからないことです。
まあ、新幹線を真上から見れるシチュエーションを思い浮かべられませんが、
はやぶさ型の駅弁があり、それなら真上からの写真を見付けたのですが、
それはちょっと違う気がして(笑)

第二の問題点は、鉄でないので、どのあたりで、はやぶさと認められるかが分からないのです。
まして、今回は文字の一部にしますので、
見極めポイントが分からないのは、かなり辛いことで、
彫る段になり、やっとそのことに気付きました(苦笑)

ラインとベタを考え、文字としても読めるように、かなり時間がかかって完成。
あとは、ご主人の反応が知りたいです。
ご夫婦そろって、受け取りに来てくれないかな。
綺麗な人好きなのに、ご主人の来店を心待ちにしているなんて、なんかオカシイです(笑)
奥様から電話があり、受け取りにご来店です。
ご夫婦そろって、です。よかった。

はやぶさ.JPG

「東北新幹線はやぶさ、どうですか?」
「いいですね。運転席もあって」
「鉄仲間に自慢して下さい」
ちょっと言いよどみ
「一人で楽しむタイプなんで」
「なるほど、ならば、ブログで公開してもいいですか。
 鉄の人達、趣味にお金をかけるイメージなので、もうこれを見たら(笑)」
「在来線のなんとか入れてとか言われますよ」
「はんこは一色しかないので、形に特徴があるものでないと辛いです(笑)」

で、ちゃんとキレイに押せるまで、帰れないシステムを説明し、
ご主人がチャレンジ、2本とも見事に1回で押せました。
次に奥様、押す際、はんこの後ろにかけていた人差し指がずるっと外れました。
大丈夫なの?あら、お見事1回でクリアです。
見事な天然ぼけ、またそこがカワイイです。
ご主人はいまズレたよねと身振りを交えて、ツッコミます。
これがまたいい。
楽しいひと時でした。

手土産は、横浜の昔からあるクッキーでした。
もう、パッケージがステキで
image-20110525094927.png

開けるとハート型のクッキーもまたカワイく。
image-20110525094950.png

お味は、昔ながら味を丁寧に作っている感じがします。
レモン味を食べた娘は、「あっ、これビス○の味がする」
どちらにも、失礼な気がして、無視です。
気付いていないと思ったのか娘はまた「これ、ビス○の味だ。発見」
無視です(笑)

今回のブログのタイトルにHoot(フ)という見慣れない単語が入っています。
まったりさんは調べる専門家ですので、Hootの意味を調べ、
あまり良い意味でないようですがと、連絡をくれました。

誰かツッコンでくれないかなと思っていたところに、さすがです。

Hootは少女時代のファンには、ごくごく常識的なことで
昨年末、日本から凱旋帰国した際の少女時代の韓国カムバックシングルのタイトルです。
GEE GENE Hootとハングル語では、1文字シリーズのシングルタイトルが続いているのですが
こんな知識をひけらかす機会を狙っていたのですが、
まったりさんのお陰で目的達成です(笑)

そのHootの振りの特徴が弓で矢を射る動作です。
最初は狙い撃ちだったタイトルを、今年デビューのはやぶさの話で、大昔の狙い撃ちはないなと
意味ではない動作からHootにしたのです。
はんこ屋以外わからないタイトルです(笑)



HootのMVでは、シュシュシューと矢を射る動作、ふふふ〜と肩から埃を落としいるような動作です。
本来ならば「新幹線で『鉄』さん達に♪シュシュシュー♪」が正しいでしょう。
でも「新幹線で『鉄』さん達に♪Hoot♪」とせめて音符をつけて曲であることを
アピールしてみました。

6月1日発売の少女時代の日本版のアルバムには、初めて日本語版のHootが収録されます。
是非聞いてみてくださいね。まったりさん。

まったりさん、ホントに間違えることも、よくありますので、
これからも校閲よろしくお願いします。
posted by 一日3本 at 11:42| Comment(2) | TrackBack(0) | モチーフ入り印鑑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
知らない言葉だったのでとりあえず英和辞典で調べちゃいました。韓国語でしたか…
しかし力の入った解説となりましたね。ユニバーサルミュージックさんがよろこびそうだ(笑)
Posted by まったり at 2011年05月25日 23:32
コメントありがとうございます。

ユニバーサルミュージックさんは、
今年に入って、二人に領収証を書きました。
その度に、少女時代ファンであることを
アピールしています(笑)

レーベルがいっぱいあるそうで
少女時代担当者にあたるのは、
いつのことでしょう。

夢を信じてがんばります(笑)
Posted by 一日3本 at 2011年05月26日 10:11
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