2011年05月17日

ハングル印相体

日本の国立大学(東京ではありません)に弁護士さんを目指して
留学している韓国人の男子学生さん、
時間と交通費をかけて、当店にご来店頂きました。

これから大事な試験が始まるので、その試験の申し込み票に押印するために
良いはんこを作るためです。
なぜ、当店かというと、その大学の教授に当店を薦められたそうです。
しかし、その教授のことは、よくわからないまま。
うちではんこを作ってくれた方なのか、
その大学の教授の名刺を作ったことがあるような気もしますし、
ネットで検索してくれたのか、
まったくわかりません。

でも、この留学生さんの気持ちが嬉しいので、気持ちが入ります。
日本人の法学部の学生さんで、こんな例はありません。
日本で弁護士資格を取り、韓国でも弁護士資格を取るのが、目標だそうです。

少女時代好きなので、いま韓国人が全般的に好きなので
余計力が入ります。
いくつかざっと書き、デザインも上向きを意識したものに決まりました。

少女時代好きで、ハングル語を本で学び始めた話をして、
ハングル語で印相体のはんこを彫ることが目標という話をしました。
それには、ハングル語の書体集が欲しいので、どうやって手に入れたら良いのか相談すると
PCにいくつかは付随しているとのことです。

読めなかったペットボトルに書いてあった行書のようなハングル文字も読んでもらいました。
こういう芸術的なものは、パソコンにはないそうです。

この留学生さんのためにできることは、あと画数を見ることくらいですので、
画数を見ると『所信を遂行』とあり
更には接点数を加えた印鑑の画数見ると『所信貫徹』と出ました。
この方は、きっと自分の想いを遂げることができる人なんだと思い
ちょっと安心しつつ
とても、とても気持ちを込めて漢字でフルネームでお彫りしました。

受け渡しの時、まず初押しと、民法の教科書にキレイに押せました。
このあたりも、日本人より日本の文化を理解している気がします。
画数のことも説明し、無事受け渡し終了。
で、はんこ屋としては、ここからが本番です。(笑)

「これ、ハングル文字で印相体風に書いてみたんだけど、
 読めるかな?」
「あっ、読めます。2行でソニョ シデ。
 少女時代ですね」
「読めたか」
「とても美しいです。
 もし直すとしたら、デが母音と子音がくっついてしまっているので
 上がだけ離すと読みやすくなります。
 あと、これは私見ですが、母音は狭く長い方がカッコイイと思いますので
 (デを)狭くすると、いいと思います
 これでも十分、うつくしいですけど」
「ありがとう。
 今日取りに来ると電話があったので、慌ててかいたんだけど
 読めることがわかって、良かったよ。」

この方とは、弁護士さんになった時には、職印を作りに来てねと
約束して送り出しました。

ハングル文字を印相体にする時の注意点は、
日本語では、普通のアレンジでも、ハングル語では、違う字になってしまうことがあることです。
忘れないうちに、ちょっと直して書いてみました。

左が書き直したもの、右が最初に書いたもの
ソニョシデ.JPG

書き直しの時、ジェシカさんの写真を見て、膝から下が、ものすごく長いことに気付きました。
少女時代メンバーのはんこ彫りたいな〜
ユニバーサルミュージックと領収証書いたことがあるので、可能性ゼロではないのですが
本人たちが来ないと彫りません(笑)

posted by 一日3本 at 11:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 印相体職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アートブログの更新もありがとうございました!
ハンコ屋さんも韓流ブームだったのですね?私もドラマにはまり中なんですよ。字はまだわからないですがしゃべり言葉は徐々に覚え中です。
Posted by 甘栗 at 2011年05月18日 16:32
甘栗ちゃん、コメントありがとうございます。
アートブログでは、iphoneのアプリartgene.の
名称を間違えてしまい失礼しました。
まったりさんのお陰で、修正できました。
まったりさん7月に東京に来られる予定ですので
ご一緒しませんか?

甘栗ちゃんも韓流ブームなら、
一緒に新大久保行きますか?
下心付きに、もってこいです(笑)
Posted by 一日3本 at 2011年05月19日 00:16
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