2011年03月30日

印矩(インク)の使い方

最近、初めて36ミリ角のはんこをお彫りしました。
スポーツ団体さんの表彰状押印用です。

30ミリ角までしか自分では彫ったことがありませんでしたので、
ちょっと緊張し、文字の太さと枠の太さの関係を掴むために、
一度練習で、ざっと彫ってから、本番に臨みましたので、
時間はかかりましたが、納得のいく出来栄えになりました。

納品する際に、こんな大きさのケースはありませんし、
どうしたものかと印材屋さんに相談すると
「昔はよく、ダンボールなどの厚紙でキャップを作ったそうですよ。
 ぼくは作り方知りませんが、はんこ屋さんの先輩方ならご存知のはずですよ。
 聞いてみて下さい」

で、聞いてみると、はんこ屋の先輩も最近36ミリ角を彫ったそうで
「特大の皮袋に入れて渡したよ。特大なら入るよ
 昔はキャップ作ったね。上に布を貼ると見栄えがするよ」
作り方は、どのようでも良く、布をはるのがポイントでした。
「それと、うちでは印矩(インク)をサービスしたよ。
 高いのもあるけど数百円のプラスチックのもので十分使えるから。
 36ミリ角くらいになると一回で上手く押せないので、
 印矩を使えば、2度押ししても、大丈夫だから」
「えっ、印矩ってそんな使い方するんですか?
 ただ角印まっすぐ押すためのものと思っていました」
「落款印の本に、印矩を使って作品に落款印を押せば、
 重ね押しでキレイに押せると書いてあったから、一般的な使い方と思うよ」
「全然知りませんでした。まだまだですね」

ということで、数百円の印矩を印材屋さんにお願いしたのですが、
印章の友という3点セット(スタンプスケール(印矩)、印マット、印鑑拭き)577円しか
今はないと言われ、それを仕入れて実験したところ、
確かに2度押しで、鮮やかに押せます。

iphone/image-20110330095739.png
(上21ミリ角、下36ミリ角)

でも、1回でキレイに押せるはんこ作りを目指しているので、
36ミリ角でも、袋に一回で押したものに入れてお渡ししました。
 
 
posted by 一日3本 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | はんこ屋職人養成講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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