サンク・カロさんの銀行印こんな風に出来上がりました。
上昇印相体で5つのタイルを配置しました。
サンク・カロさんは田口さん、それで5つのタイルなんです。
とても気に入って頂き、
はんこ屋:「今日は頑張ったのでもう彫らない」
サンク・カロ:「これはアートですね」
は:「ただのはんこです。
でもうちが忙しい理由の一端がわかったでしょ。」
などと立ち話をしているとサンク・カロさんのお得意さまが来ました。
お得意様:「いないかと思った」
サ:「今、はんこ屋さんに印鑑を彫ってもらって、
ほらすごいでしょ。
普通にすると金運が付かないのをつけてもらったんです」
枠に付いていれば、良い訳ではなく、
文字が浮き出て、広がっていくイメージに出来るからこそ
縁起が良いはんこになると、ざっとうちの印鑑の説明をすると
得:「作ろうかしら」
は:「印鑑が欠けていたり、機械彫りでなければ、
作り直す必要ありませんよ」(相変わらず商売っ気がないです)
得:「今持っているので見てくれる」
は:「これは高かったでしょ」
サ:「ちらっと見ただけで、プロが見ると分かるんだ」
は:「わかりますよ」
(印鑑ケースに占いのマーク、象牙いったいいくらとられたのでしょ。
機械彫りでなければいいけれど)
まず認印
は:「まあいいんじゃないですか。枠がととのえられていますし、
八方位に付いています」(でも機械の字なのでつまらない)
次に実印
は:「これはひどい機械彫りです。枠の太さも均一ではないし、
苗字と名前で画数がかなり違うので、難しいですけど、
これはひど過ぎる」
(印相体のはずなのに横線はほとんど直線、
縦線は横線より明らかに太くなっています。
絵に書いたような素人の機械彫りです)
で、実印のご注文頂きました。
遊んでみるものです。
勝ち組で落款印を注文された方から、
受け渡し予定日に前日の午後6時に電話がありました。
「もしかして、出来ているかと思って」
「すいません。先ほど彫ったのですが、
気に入らなくて今もう一度彫っているところです。」
「私の作品だから、いいのに」
「気にいらないものは、渡せませんので、
予定通り明日の朝には出来上がっています」
翌日来られ、「ステキだわ」
「本来すべて漢字にした方がまとまったと思うのですが
1文字万葉仮名のままにしました」
「また、相談に来るわ」
「朱肉はありますか」
「朱肉は色々持っているし、作品には先生が押してくれるの」
「それは、安心ですね」
「これ、お口よごしに」
林フルーツのサクランボ頂きました。
下世話な人間なので、つい値段を調べたところ1890円。
甘くて美味しい。
おじいちゃんの頃は、良くできると、ご祝儀を頂いたそうです。
それを聞いているので、遠慮なく頂きます。
サンク・カロさんからは、2週連続シュークリーム頂いてます。
サンク・カロさん相当気に入ってくれたらしく、
「もう1本彫ってください」と言われました。
「1本でいいじゃないですか。」と相変わらず商売っ気がないです。
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何事も、固定観念にとらわれず 新しい発送も必要って事ですね(^^♪
正に遊び心が必要なのではないですか。
お客様に信頼頂いての遊びですよね