2006年05月17日

完全手彫りvs手彫り2

<1.スピード対決>
印鑑を彫るスピードを比べた時、
個人の印鑑を1本彫るならば、
意外かも知れませんが、完全手彫りの方が早いです。
手彫りで印稿を書いて、読み込み、
更に修正して彫刻機で荒彫りにかける間に、
印材に直接字入れして彫った方が早いです。

ただし2本以上彫る場合手彫りは、
彫刻機で荒彫り中に次の作業が出来ますので、
早くなります。
これは、あくまでも、
うちにある一世代前の彫刻機のスピードで、
最新の彫刻機はかなり早いようです。

<2.印影対決>
できは
彫り方ではなく、職人の腕次第です。
手彫りの方には、パソコンで例えれば、
復元ポイントがあります。
もう少し線を伸ばせば良くなるなど思った時は、
躊躇なく、もう一度荒彫りからできます。
しかし完全手彫りの場合、
多少気に入らなくても彫り直すのでしょうか?

<3.偽造対決>
偽造の危険性は
彫り方ではなく、
書体によって偽造の危険性は決まりますので、
どちらでも変わりません。

偽造に強いのは枠が細く、
枠に接している数が多い印相体です。

<4.価格対決>
どちらの彫り方でも印鑑の代金は、
職人の技術料が大部分をしめます。
完全手彫りだから絶対高いというわけでもないようです。
自宅兼店舗で、おじいさんが彫っている場合など
安い値段で完全手彫りのものが手に入るかも知れません。

また逆に、値段が高いからと言って、
本当に完全手彫りしているとはかぎりません。
(実際にネットで広告している高級店で
 完全手彫りに見せて完全機械彫り店があります)
ネットで完全手彫りとうたっているところには、
注文しないほうが無難です。

完全手彫りと手彫りで出来上がる印鑑に
ほぼ違いがないことを書いてきました。
日本の印鑑社会を支えてきた
光電式の彫り方(印稿の手書き)こそ、
現在の手彫りです。
「完全手彫り」、印稿手書きして手で仕上げる「手彫り」、
他は全て「機械彫り」とした方が、
すっきりと消費者にわかりやすいと思うのですが。

手彫りはんこの店の地図、印鑑のインターネット通販は東堂印章公式サイトへ

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